名称:イミテイトマシナリー
モンスターレベル:12 分類:魔法生物
知能:命令を聞く 知覚:機械 反応:敵対的
言語:魔動機文明語 生息地:不明
知名度/弱点値:14/18 弱点:雷属性ダメージ+3点
先制値:16 移動速度:22
生命抵抗力:15(22) 精神抵抗力:15(22)
部位数:2(本体/義腕) コア部位:本体
攻撃方法:体当たり(本体)/命中力:12(19)/打撃点:2d+16/回避力:13(20)/ 防護点:16/HP:81/MP:-
攻撃方法:武器(義腕)/命中力:14(21)/打撃点:2d+13/回避力:14(21)/ 防護点:11/HP:64/MP:-
特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 □:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
●全身
○機械の身体
刃のついた武器から、クリティカルを受けません。
○悪意ある擬態/22/危険感知/消滅
宝箱や家具、扉に擬態します。擬態中は、この魔物に対し、魔物知識判定を行うことはできません。
不用意に接近した場合、目標値22の危険感知判定を行い、失敗したら『難易度12の罠と鍵がある』と言う情報が与えられます。
しかしこの情報は虚偽であり、実際には解除できません。
解除判定を行った場合、即座にトラップにより【達成値24/生命抵抗力】【2d+10】点の毒属性魔法ダメージが与えられます。
その直後、この魔物は本性を現して不意打ちを行います。行動を開始したら、擬態は自動的に解除します。
【センス・マジック】【マナサーチ】などの魔法に対しては、中の物品しか反応しません。
○繊細な戦利品
[部位:義腕]の能力「ν過負荷攻撃」によって本体のHPを0以下にした場合、戦利品『C-ドライブ』が入手可能になります。
それ以外の方法で倒した場合、『C-ドライブ』は『鉄塊』へと変化します。
●本体
〆マジックボックス/魔力13(20)
何が飛び出るか分からない、今週のびっくりどっきりメカです。箱の中に内蔵された魔動機構が、様々な魔法相当の現象を発生させます。
この能力は一切リソースを消費せず、1dを振ってその出目に対応した魔法が自身を基点として行使されます。
この能力は、戦闘特技《魔法制御》を適用した状態で行われます。
出目1:真語魔法【ブリザード】 出目4:妖精魔法【ウィンドストーム】
出目2:操霊魔法【スタンクラウド】 出目5:魔動機術【フラッシュ・ボム】
出目3:深智魔法【スリープクラウド】 出目6:召異魔法【ブラッドスパウト】
☆トイボックス/13(20)/回避力/消滅
箱の中に内蔵された自動小銃による狙撃で、遠距離にいる対象を狙い撃ちます。
「射程:30m」「形状:射撃」で、【2d+11】点の<ガン>ダメージを与えます。
装填数は1発ですが、攻撃終了後に自動で弾薬が生成されるため、再装填は行動を消費しません。
▼パラレルボックス
箱の中に内蔵された、今では失われた機構によって、既に過ぎ去った運命さえもねじ曲げます。
あらゆる自身の行為判定を振り直す、あるいは、他者のそれを振り直させる事ができます。
振り直させる場合、この魔物が知覚できる状況(具体的には、この魔物の周囲50m)で行われた行為判定に限られます。
また、[剣の加護/運命変転]で、出目を変更した判定には使えません。
この能力は1日に1回だけ使えます。
●義腕
○2回攻撃&並列判断
2本のギミックハンドで2回攻撃します。それぞれの攻撃は、1回の攻撃ごとに対象が異なっていなければなりません。
▽連続攻撃
攻撃が命中した場合、同じ対象にもう一回攻撃できます。2回目の攻撃が命中しても、この効果はありません。
□過負荷攻撃
本体が自壊する勢いで武器を振るいます。
自身の打撃点を+6点しますが、攻撃するたびに[部位:本体]が【4】点の魔法ダメージを受けます。
戦利品
自動:C-ドライブ(6900G/黒白S)
自動:鉄塊(100G/黒A)…C-ドライブ入手条件を満たさなかった場合のみ
2~6:なし
7~11:未知の魔動部品(2400G/黒白S)
12~:悪意の魔動部品(4600G/黒白S)
解説
悪意ある何者かが魔動機文明時代に作り上げた、謎に包まれた宝箱型の魔動機です。
不用意に調べたものに、自身がさも価値あるものであるように偽装した情報を与え、
油断した所に装備されたギミックハンドで【過負荷攻撃】の一撃を食らわせます。
義腕の攻撃は本体をも軋ませますが、その間にも【マジックボックス】による魔法が
猛威を振るい、離れれば【トイボックス】によって応戦して来ます。
魔剣の力を組み込んだとも言われる【パラレルボックス】による戦況の撹乱も行うた
め、この魔物との戦いは一瞬たりとも気が抜けないものとなるでしょう。
内蔵された魔動機は強い力を加えるとすぐに壊れてしまうため、価値あるものを入手
する為には、負荷に耐え切れず自然に停止するのを待たねばなりません。