名称:カビドローン
モンスターレベル:6 分類:植物
知能:なし 知覚:魔法 反応:どろ~ん
言語:なし 生息地:洞窟
知名度/弱点値:11/14 弱点:全ダメージ+2点
先制値:8 移動速度:14
生命抵抗力:9(16) 精神抵抗力:7(14)

攻撃方法:体当たり/命中力:8(15)/打撃点:2d+9/回避力:7(14)/ 防護点:5/HP:44/MP:10

特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 □:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
○毒無効
○病気無効
○精神効果無効

▼カビのからだ/6(13)/生命抵抗力/消滅
 この魔物は、HPにダメージを受けるたびに、自身の周囲に弱毒性の胞子を撒き散らします。
 この魔物が存在する乱戦エリア内にいるすべてのキャラクターは生命抵抗力判定を行わなければなりません。
 失敗したら、HPに【3】点の毒属性魔法ダメージを受けます。

〆さいみんガス/8(15)/生命抵抗力/消滅
 カビが発生させる、甘い匂い(ただしカビ臭い)のするガスを周囲に噴き出します。
 この魔物を中心とした「半径6m/10」の対象は、30秒(3ラウンド)の間眠ってしまいます。目覚めた時には転倒状態となっています。
 また、カビを吸い込んでしまうせいで、起き上がっても30秒(3ラウンド)の間、すべての行為判定に-1のペナルティ修正を受けます。この修正は累積しません。
 この効果は毒属性として扱いますが、眠りは精神効果属性(弱)を解除する時の条件で破る事ができます。

〆ベトベトえき/8(15)/生命抵抗力/必中
 この能力は、対象が転倒状態でなければ効果を上げることはできません。
 自身と接触している対象に粘着性の体液をぶっかけ、対象が立ち上がることを阻害します。
 対象が立ち上がろうとするたび、この能力の達成値を目標として対象は生命抵抗力判定を行う事ができます。
 対象の達成値が上回らない限り、対象は立ち上がることはできません。
 この試みは補助動作で行われますが、1ラウンドごと1回に限られます

戦利品
 自動:くろかび(30G/黒B)×1d
 2~10:なし
 11~:ばんのうやくのもと(500G/黒A)

解説
 洞窟に棲息するナメクジの魔物が、魔力を得て進化してしまった黒カビに侵されてしまった魔物です。
 既に中のナメクジの魔物は息絶えていますが、カビが意思を持って動かしているため、まるで黒いナメクジがうごめいて居るようにみえる事でしょう。
 カビには若干の毒性があり、またかび臭くもどこか甘い【さいみんガス】を発生させています。
 身体をふくらませてガスを噴き出し、眠った獲物を【ベトベトえき】でくっつけてから、ゆっくり【カビのからだ】で覆い掛かって食事を始めてしまう事でしょう。
 また、【カビのからだ】は不用意に殴れば、その分周囲に胞子を撒き散らします。
 幸いにして、動きはあまり早くはありません。被害が大きくなる前に倒せるのがベターな形でしょう。