名称:デスエパーデ
モンスターレベル:5 分類:アンデッド
知能:低い 知覚:魔法 反応:敵対的
言語:なし 生息地:遺跡、地下迷宮
知名度/弱点値:10/13 弱点:魔法ダメージ+2
先制値:9 移動速度:15
生命抵抗力:7(14) 精神抵抗力:7(14)

攻撃方法:爪/命中力:7(14)/打撃点:2d+7/回避力:6(13)/ 防護点:4/HP:41/MP:20

特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 □:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
○死神の笛/5(12)/精神抵抗力/消滅
  この魔物の半径150mの範囲には常に笛の音色が鳴り響いています。
 その笛の音色を聞いたものは、その奏者を見たいという欲求を抑えられず、その音色の方へと移動をします。
  また、奏者の姿を確認した際には、もう一度精神抵抗力判定を行います。
 失敗した場合、その音色を聴き続けたいという欲求に襲われ、その場に留まり続けます。
  この効果は精神属性効果(弱)として扱います。
  また、この効果は「14」歳以下の人族、蛮族にしか効果を表さず、それ以外の人物にはその音色を聞き取ることすら出来ません。

○死の病/5(12)/生命抵抗力/消滅
  この魔物の半径30m以内の空間に存在する全ての対象に対し、死の病を振りまきます。
 対象は、自身の手番開始時毎に生命抵抗力判定を行います。
 抵抗に失敗した場合、対象は屍鬼病と呼ばれる病にかかります。
 対象はその瞬間、及び、それから丸一日が経過するごとに、能力値のいずれかが無作為に1点ずつ減少します。
 デスエパーデによる屍鬼病は累積しません。(プレーグゾンビの効果を受けた場合はこの効果を含め、累積していきます。)
 いずれかの能力値が0となった時点で、対象は死亡し、そのまま新たなプレーグゾンビとなります。
  この効果は病気属性で、何らかの手段で治療されるか、犠牲者がゾンビとなるまで持続します。
 対象がこの病気以外の効果で死亡した場合にも、病気の進行は止まらず、場合によっては、死後、時間を経てからゾンビと化す可能性もあります。

〆死の毒風/6(13)/精神抵抗力/半減
 「射程:20m」「形状:射撃」で、敵1体に毒の瘴気をぶつけ、「2d6+4」点の毒属性の魔法ダメージを与えます。
 この能力は連続した手番には使えません。

戦利品
 自動:古びた笛(100G/黒白A)
 2~10:なし
 11~:古びた帽子(750G/-)

解説
まだら模様の衣装を身に纏い、死の病を振りまくゾンビです。
その手に持つ笛を吹いているように見えますが、実際は笛の音色は常に鳴り続けており、手を使った動作も可能です。
笛の音色は子供にのみ聞こえ、自らの存在する場所へと誘い込み魅了し続けます。
結果としてどうなるのかは―――想像も容易いことでしょう。