名称:ゴブリンコマンダー
モンスターレベル:5 分類:蛮族
知能:人間並み 知覚:五感(暗視) 反応:敵対的
言語:汎用蛮族語、妖魔語、ドレイク語 生息地:さまざま
知名度/弱点値:9/13 弱点:魔法ダメージ+2点
先制値:13 移動速度:14
生命抵抗力:8(15) 精神抵抗力:8(15)
攻撃方法:武器/命中力:8(15)/打撃点:2d+7/回避力:8(15)/ 防護点:8/HP:34/MP:18
特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 □:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
□牽制攻撃
〆ボウガン/7(14)/回避力/消滅
片手に持ったボウガンによる射撃攻撃を行います。「射程:20m」で、【2d+8】点の物理ダメージを与えます。
この能力は連続した手番には使用できません。
▽毒松脂/6(13)/生命抵抗力/消滅
武器や矢じりの刃に、汚物を練り込んだ松脂が塗ってあります。
これらによる攻撃が命中し、1点以上のダメージを受けた場合、追加で【3】点の毒属性の魔法ダメージを受けます。
○限定2回行動
武器による近接攻撃と、クロスボウによる射撃攻撃を同じ手番に行う事ができます。
この能力によって攻撃する場合、それぞれの命中力判定に-2のペナルティ修正を受けます。
戦利品
2~6:銀貨袋(30G/-)×2d
7~10:毒松脂(150G/緑A)
11~:ボウガン(400G)
解説
両手にショートソードとボウガンを構え、チェインメイルを着込んだ屈強なゴブリンです。その実態は、 ボガードコマンダー(BT=>45頁)やコボルドニンジャコマンダー(PHF⇒133頁)を参照に、蛮族たちが司令官として育て上げた個体となっています。彼らは特別な血筋などはあえて重視せず、練度によって肉体と技術を鍛えさせ、両手の武器によって遠近両方の戦いを可能としています。
シャーマンのように魔法を使う事はできず、ロードのようなカリスマ性にも欠けますが、野の群れを率いる彼らと異なり、ゴブリン達を軍隊として指揮できる個体の存在は、ときに想定外の被害を人族にもたらす事もあります。
ですがスパルタ式による教育である為に、思想が妖魔のそれと異なってしまう事も珍しくはありません。そう言った背景から、部下の離心や暴走を招く場合もあります。