名称:バイペダルウィロウ
モンスターレベル:4 分類:植物
知能:低い 知覚:魔法 反応:腹具合による
言語:なし 生息地:草原、森
知名度/弱点値:19/24 弱点:炎属性ダメージ+3点
先制値:7 移動速度:10
生命抵抗力:8(15) 精神抵抗力:7(14)

攻撃方法:枝拳/命中力:6(13)/打撃点:2d+7/回避力:4(11)/ 防護点:5/HP:37/MP:8

特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 □:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
○炎に弱い
 炎属性のダメージを受けた時、余分に【3】点HPが減少します。

○擬態/14/危険感知/消滅
 古木に擬態します。擬態中は、この魔物に対し魔物知識判定を行うことはできません。
 不用意に接近した場合、目標値14の危険感知判定を行い、失敗したら不意打ちを受けます。
 能動的な行動を開始したら、擬態は自動的に解除されます。
 【ライフセンサー】などの魔法に反応します。
 この魔物に初めて遭遇したキャラクターは、この危険感知判定の目標値が+6されます。

□全力攻撃

〆枝伸ばし&引き寄せ/7(14)/生命抵抗力/消滅
 自身の養分を引き換えに一時的に枝を伸ばし、遠くの敵を掴みます。
 「射程:10m」として枝拳による攻撃を行い、命中した対象はダメージの有無に関わらず即座に生命抵抗力判定を行います。
 失敗した場合、対象はこの魔物がいる座標へと引き寄せられます。
 複数の部位がある場合、部位一つにつき抵抗力判定に+2のボーナス修正を得ますが、騎獣の場合は「ビークル」種以外は抵抗に失敗すると騎乗状態が解除され、落馬するものとして扱います。
 この能力を使用すると、HPを【5】点消費します。

戦利品
 3-10:木屑(30G/緑B)
 11-:古木の露(300G/緑A)

解説
 幹の半ばから折れた古柳に擬態して佇んでいる、エントレットの亜種と見られる魔物です。
 特徴的なのはその生態であり、擬態している時は通常の樹のように見えますが、一度動き始めると根に擬態させていた両腕を持ち上げ、二足歩行めいた動き方をするということです。
 すなわち、大地に根を降ろすことなく植生を得ているという特異な魔物と言え、今後の研究が待たれるところです。
 好戦的ではありませんが、自身の栄養が不足していると感じた時に擬態に騙された動物や旅人を撲殺して養分にしているらしく、不用意に近づくべきではないと言えるでしょう。
(文責:カプラ=D=フォルテ)