名称:"吹雪を従える"ハティー(ウィンターアナザーヴァルグ)
モンスターレベル:18 分類:幻獣
知能:人間並み 知覚:五感(暗視) 反応:敵対的
言語:ヴァルグ語、汎用蛮族語、ドレイク語 生息地:雪原
知名度/弱点値:24/26 弱点:炎属性ダメージ+3点
先制値:22 移動速度:30
生命抵抗力:22(29) 精神抵抗力:21(28)

部位数:2(頭部/前半身) コア部位:頭部

攻撃方法:牙(頭部)/命中力:22(29)/打撃点:2d+22/回避力:23(30)/ 防護点:16/HP:152/MP:122
攻撃方法:爪(前半身)/命中力:24(31)/打撃点:2d+20/回避力:22(29)/ 防護点:17/HP:174/MP:110

特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 □:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
●全身
○剣のかけら
 この魔物は、15個の「剣のかけら」によって強化されています。(計算済み)

○水・氷無効

○炎に弱い
 炎属性のダメージを受ける時、自動的に【3】点のダメージを余分に受けます。

○凍結する獣毛
 ハティーに威力表を用いてダメージを与える場合、その威力表の出目決定では、「クリティカル値」が1上昇します(クリティカルしにくくなります)。この効果によってクリティカル値が13以上になった場合、その攻撃では決してクリティカルしません。
 また、刃を持った武器での攻撃ではさらにクリティカル値が1上昇します。
 更に、打撃武器から受けるダメージに対しては、防護点が5点高いものとして扱います。
 この能力は、炎属性のダメージを与える場合に限り消失します。

○王の統率
 自身に従う群れを統率し、その力を底上げします。
 ハティーを中心として「半径30m」以内にいる自身を除いたすべてのヴァルグ(種別は問いません)は、命中力判定と特殊能力使用時の判定に「+4」のボーナス修正を得、打撃点が「+4」点上昇します。

▽憤怒
 自身が存在する乱戦エリア内で自分以外のヴァルグ(種別は問いません)が倒された時、10秒(1R)の間、打撃点を+2点します。この効果は累積します。
 「倒された」の判断は、GMが行います。基本的には、回復が不可能な戦闘不能状態に落ったことを意味します。

●頭部
〆氷狼の咆哮/24(31)/生命抵抗力/消滅
 対象の魔力の源を凍らせる咆哮を挙げます。
 自身を中心に「半径6m/20」の範囲の任意の対象は抵抗に失敗すると、3分(18R)の間、手番ごとに自身のMPを【10】点までしか消費できなくなります。
 魔晶石などによるMP消費は可能です。
 更に、抵抗に失敗したキャラクターが所持する<マナチャージクリスタル><マナカートリッジ>などの「補充可能なMPを持つアイテム」は全て、その現在値が1点減少します。
 この効果を使用すると、[部位:頭部]のMPが30点減少します。

▽連続攻撃

▽最期の激励
 自身のHPが0以下になった時、周囲のヴァルグの心を揺さぶり、力を与える咆哮を発します。「半径30m」以内にいるすべてのヴァルグ(種別は問いません)は、次から数えて3回手番が終了するまで、行為判定に「+6」のボーナス修正を得、打撃点が「+8」点されます。
 この効果は「最期の叱咤」とは累積しません。

●前半身
〆2回攻撃&双撃

□インファイター
 戦闘特技《インファイトⅡ》《牙折り》を習得しています。

○繊細な戦利品
 [部位:前半身]が炎属性によるダメージを1回でも受けると、戦利品<氷狼の凍爪>は得られません。

戦利品
 自動:氷狼の凍爪(12,000G/赤SS)
 2-6:銀白の幻獣の皮(3,600G/金赤S)
 7-12:溶けない氷狼の毛皮(8,000G/金赤S)
 13-:氷狼の氷牙(15,000G/赤SS)

解説
 ウィンターダイアヴァルグを更に上回り、体高4mに迫る巨体を備えた個体です。当然のようにその能力も既存種のそれを超え、ヴァルグ達の王として君臨しています。
 冷気を操る力は特化され、生命力ではなく魔力を凍らせる妖精王フェンリルのそれに近しいものへと変化しています。また、牙だけでなく前脚による爪を併せた連携攻撃など、大型種ゆえの優位性を利用した行動を行うなど、戦闘に関する知識も蓄えられているようです。
 この個体は、カルゾラルで蛮族を騎乗させていたヴァルグが進化したものであり、故に人族に対しては敵対的な存在です。

この魔物を倒した場合「荒ぶ吹雪を止めし者(50点)」の称号と追加名誉点を得ます。