名称:"施しの魔将"サタンクロース(レインディアーバルーサビヨーネ)
モンスターレベル:20 分類:魔神
知能:人間並み 知覚:五感(暗視) 反応:有効的
言語:魔神語、魔法文明語 生息地:おもちゃ工房
知名度/弱点値:23/27 弱点:炎属性ダメージ+3点
先制値:23 移動速度:25
生命抵抗力:27(34) 精神抵抗力:24(31)
部位数:3(頭部/胴体/下半身) コア部位:頭部
攻撃方法:頭突き(頭部)/命中力:24(31)/打撃点:2d+23/回避力:22(29)/ 防護点:20/HP:150/MP:110
攻撃方法:突撃槍(胴体)/命中力:23(30)/打撃点:2d+25/回避力:21(28)/ 防護点:22/HP:175/MP:54
攻撃方法:蹴り(下半身)/命中力:24(31)/打撃点:2d+22/回避力:22(29)/ 防護点:20/HP:140/MP:75
特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 □:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
●全身
○毒無効、○病気無効、○水・氷無効、、○風無効、○精神効果無効
○▽不屈の本能
追い詰められた本能が極限まで高まり、限界を超えた力を発揮します。
[部位:胴体]のHPが0以下になっている場合、手番の終了時に1dを振ります。出目が5以上だった場合、[部位:胴体]は追加の手番を1回行う事ができます。
この効果は、[部位:胴体]のHPが1以上に回復した場合、即座に効果が失われます。
●頭部
〆氷嵐のブレス/22(29)/生命抵抗力/半減
「射程:20m」「形状:射撃」で、「半径6m/20」の範囲に吹雪を吐き出し、対象に【2d+26】点の水・氷かつ風属性の魔法ダメージを与えます。
この時、対象は自身にとってより不利になる属性でダメージを受けなければなりません。
この能力は連続した手番には使えません。
〆魂凍る咆哮/23(30)/精神抵抗力/消滅
魂を凍らせるがの如き、怖ろしい咆哮を上げ、自身から「半径30m」内の全てのキャラクターを恐怖に陥らせます。
対象は、可能ならば、サタンクロースから30mより遠くまで移動しなくてはなりません。移動力が足りなければ、「全力移動」で可能な限り遠くまで離れます。
乱戦エリア内のキャラクターは、必ず離脱宣言をしなければなりません。かつ、対象は、サタンクロースに近接攻撃や射撃攻撃を仕掛けることはできず、「対象:1体」の魔法や効果で直接狙う事もできません。
この効果は10秒(1R)の間だけ続き、精神効果属性として扱われます。
〆操霊魔法10レベル/魔力16(23)
主にゴーレムを作成しものづくりを行う為に習得しています。基本的に戦闘では使用されません。
〆ストームガスト/魔力22(29)
遺失魔法【ストームガスト】を使用します。MPを28点消費して、「射程:30m」「形状:起点指定」として「半径6m」に暴風雪の領域を作り出します。
領域は30秒(3R)持続し、その間、効果範囲では氷の嵐が吹き荒れます。範囲内にいるキャラクターは、自身の手番を迎えるたび、【威力20+魔力】点の水・氷属性の魔法ダメージを負います。
この時、精神抵抗力判定によってダメージを半減させることが可能です。目標値は、行使時の達成値に準じます。
●胴体
○複数宣言=2回
□全力攻撃Ⅱ
□薙ぎ払いⅡ
□鎧貫き
この能力を宣言した近接攻撃における打撃点決定時の出目が【11】以上だった場合、対象の防護点を「0」として適用ダメージを求めます。
対象の防護点上昇効果も無視しますが、ダメージを減少させる効果(【プロテクション】等)は有効です。
〆シールドスマイト/23(30)/回避力/消滅
巨大な盾を突き出し、対象を強制的に押し出して後退させます。乱戦エリア内の全てのキャラクターは回避力判定を行い、失敗すると転倒し、【2d+23】点のダメージを受けます。
対象すべてがこの判定に失敗した場合、乱戦エリアの中心の座標を、このキャラクターが望む方向に5m移動させられます。この効果は対象のいずれかが判定に成功していた場合は発生しません。
☆高機動形態
全身を覆う鎧が変形し、より動きやすく、攻撃的な形に変わります。すべての部位は、命中力・回避力判定に+4のボーナス修正を得、打撃点が+8点されます。同時に防護点は-10点されます。
この能力は、一度使用したら、戦闘が終わるまで解除できません。
●下半身
○攻撃障害=不可・+4 & +4・なし
対象:[部位:頭部]&[部位:胴体]/喪失条件:[部位:下半身]のHP0以下
〆同時攻撃
自身の存在する乱戦エリア内の敵全てに、蹴りによる攻撃を行います。
戦利品
自動:ゼビュロスの大槍(34,000G/金黒SS)
2-6:黒樅の兜(5,000G/緑黒S)
7-12:黒樅の腕甲(12,000G/緑黒SS)
13-:黒樅の大鎧(28,000G/緑黒SS)
解説
漆黒の鎧に身を包んだ上位魔神、バルーサビヨーネの中でも突出した実力を持ち、魔法文明時代にもその名前を残す魔神将の一人です。
但し、その姿は白熊ではなく馴鹿、すなわちトナカイであり、かつ残されている文献から判明する限り、契約に際し非常に奇妙なものを代償として要求したと言われています。
それは、「自身に対する民草からの感謝(特に質よりも量)」を求めるものであり、代償を叶える為に魔法王たちは臣民、被支配層への魔神からの施しを受け入れなければならなかったともされています。
契約の為か、或いは魔神としての性質が正しくその方向を向いていたのか、施し──プレゼント作りに対する姿勢は真摯なものであり、従えた下級魔神によって作らせたものを配る姿は、人々に恐怖7割、感謝3割で受け入れられたと記されています。
記録は魔法文明時代において散逸しながらも残っている事から、特定の主人は持たず、時代に応じて召喚されては契約し、戦働きと施しを繰り返していたようです。
しかし、現在では主人を持たないままに何らかの要因で召喚されてしまっている為、施す相手をなんとか自分たちで探し出して欲求を満たそうとしています。