MLv23(Lv15) ハイゴブリンエンプレス/穢れ3/欠片23個 知能:高い 知覚:魔法、五感(聴覚) 反応:中立 言語:汎用蛮族語、妖魔語、神紀文明語(会話含む) 生息地:不明 知名度/弱点値:28/2d+28 弱点:物理ダメージ+2点 先制値:2d+28 移動速度:50/10(浮遊) 生命抵抗力:30(37) 精神抵抗力:35(42)     命中力 打撃点 回避力 防護点  HP  MP 魔杖  21(28) 2d+18  15(22)   23  275  198 なし  --(--) --+--  18(25)   14  146   56   部位:2(本体/玉座) コア:本体   ◆本体 ○求道の果て  この魔物は求道者として最終段階まで強化されています。  各能力値への補正や特技や能力の習得はデータに反映ないし記載済みです。  なんらかの効果によって能力値が必要になった場合、能力値は下記のように扱います。  器用度:80(+13)、敏捷度:50(+8)、筋力:50(+8)  生命力:90(+15)、知力:80(+13)、精神力:120(+20)   ○戦闘開始時判定へのボーナス修正  「弱点隠蔽判定」に対する目標値の決定時に+4の修正を受けます。  さらに弱点値と先制値の決定を行う際の判定にも+4の修正を受けます。   ○ハイゴブリンの女帝  あらゆるハイゴブリン種の特殊能力において、「ハイゴブリンメイデン」の記述があるものは、そこを「ハイゴブリンエンプレス」と読み替えて、同様に適用されます。(この文章を除く)   ○3回行動  1ラウンドに主動作を3回行えます。   〆神聖魔法15レベル(カオルルウプテ)/魔力31(38)  15レベルまでの神聖魔法に加え、【バトルソングU】を習得しています。   ○魔法適正  《魔法誘導》《鷹の目》《魔法拡大/数・時間・距離》《ルーンマスター》を習得しています。   ○夢幻の眠り姫  自身と対象がどちらも睡眠状態かつ、夢の中で対峙している場合、所要時間を無視して【ドリーム・ビースト】の行使が可能です。  ただし、この効果による所要時間を無視しての行使は1ラウンドに1回までに限られます。   ☆鼓咆15レベル  「攻撃系」「防御系」「基本」「独立」の15レベルまでに習得可能な鼓咆すべてを「戦場ひとつ」の範囲で使用します。  また、ウォーリーダー技能を15レベル持つものとして各種判定を行えます。   〆占瞳15レベル/器用・知力28・精神35(固定値使用不可)  15レベルまでに習得可能なすべての占瞳と、【天の星々は未来の絶望を識る】を習得しています。   ○開くことなき未来眼  睡眠状態の場合、《自己占瞳》、《占瞳操作》、《代償半減》、《双占瞳》《戦瞳:吊るされた男》を習得しているものとして扱います。  また、主動作で占瞳を使用する際に特定占具の装備が不要となり、自由に任意の占瞳を使用できるようになります。  必要な占具によって、判定時の能力ボーナスが異なることに変わりはありません。   ☆貴格15レベル  15レベルまでに習得可能なすべての「儀礼型」の貴格と、【他者追随】【部隊分割】を習得しています。  また、アリストクラシー技能を15レベル持つものとして各種判定を行えます。   ○浮遊する玉座  騎獣【ルーラーズスローン】を所有・騎乗しています。  習得騎芸による修正はデータに反映ないし記載済みです。  ライダー技能による判定が必要になった場合は10レベルとして各種判定を行います。   ○レギオンの随伴  レギオンを連れている魔物として、MLv23相当のレギオン系貴格を使用できます。   ○すごいハイゴブリン特戦隊/レベル17/蛮族  戦力:777のレギオンを連れています。  基本的には貴格【他者追随】【部隊分割】により、配下の高位メイデンの警護にそれぞれあたらせています。  このレギオンは下記の特殊効果をもっています。  ----  「無限なる夢幻」   貴格【部隊分割】でレギオンをふたつではなく、ななつに分割できるようになります。   この効果によってななつに分割されたレギオンの戦力が変動する場合、すべてのレギオンの戦力が同時に変動するようになります。   変動量はそれぞれに等しく分配されますが、その為に何らかの効果で戦力が変動する際は7点単位での変動になります。   変動の最低量は7点で端数は切り上げます。(−10であれば、−14になります)   身代わりや【レギオン攻撃】などで14点以上の減少がある場合、15点であれば14+1≒21のように端数分を切り上げてください。   付与型や儀礼型の貴格のコストとして減少する場合は、その手番での合計消費を求めてから端数を計算します。  ----  また、このレギオンによるダメージは全てすごいハイゴブリンによるものとして扱い、その打撃点への補正が有効です。  更に【他者追随】で指定されたキャラクターがハイゴブリンメイデンの場合、貴人からの距離にかかわらず「身代わり」を行わせることができます。  「捧血を受ける」やそれに類する効果の対象として選択することも可能で、戦力1=1体につき「HP40/MP17」を持つものと扱います。  この際の戦力の減少もそれぞれ切り上げられ7点となり、7体のすごいハイゴブリンが同時に血を捧げたことになります。回復量は合計値です。  戦力の合計が210を下回った場合、ハイゴブリンメイデンとして扱うようになると同時に「無限なる夢幻」を失います。  その際、【他者追随】で他のキャラクターを指定していた場合は貴人の元に戻り、ななつのレギオンはふたつとなり戦力はそれぞれが等しくなるよう再分配されます。   ○☆睡蓮の芳香・渇愛/1/抵抗不可/消滅/30秒/毒かつ病気かつ呪いかつ精神効果  自らを中心に「半径150m」内にいるすべてのキャラクターを、睡蓮に似た芳香で魅了します。  この範囲内にいるすべての対象は通常の手段で眠りから目覚めることがなくなります。(既にここは夢の中である為、二重に眠ることはありません)  対象は種族や性別により異なる効果を受けます。身体が下記の分類でどれにも該当しない場合、この能力は効果を発揮しません。   ・ハイゴブリン(メイデン除く):すべての行動判定と、生命・精神抵抗力判定に−4のペナルティ修正を受けます。生死判定には自動失敗します。   ・ハイゴブリンメイデン:ドレイク族への本能的な情愛がなくなり、女帝へと同等の情愛の念を抱く。行動判定+4。発生させるダメージ+4。生命・精神抵抗力判定−4。   ・他の種族の男性:すべての行動判定と、生命・精神抵抗力判定に−2のペナルティ修正を受けます。   ・他の種族の女性:印象判定/魅了「40」を行われたものとして扱い達成値相応の好感を抱く。行動判定+2。発生させるダメージ+2。生命・精神抵抗力判定−2。  この効果の影響下にある対象は、自他を問わずこの効果を解除したり抵抗するための行動を行えません。(抵抗の為の支援効果を抵抗せずに受け入れる事は可能です)  この能力はハイゴブリンエンプレスの手番の開始時に自動的に発生します。  さらにこの能力によって行動判定にボーナス修正を受けた対象はハイゴブリンエンプレスの指示に従って動きます。  この指示は補助動作で行い、行動は対象本人の手番とは別にラウンドの最後に纏めて行われます。  指示が可能な内容は直接的に害をもたらさないものに限られ、移動などを行なった場合も、対象の本来の手番での行動には影響しません。  この能力に対しては通常の生命・精神抵抗力判定を行うことができません。  抵抗の達成値は「0」となり、「生命・精神抵抗力判定」への修正のみ有効です。  抵抗に成功した場合、持続中のものも含めこの能力の影響からすべて免れることができます。   ▽理性融かす柔肌/必中/永続/毒・病気・呪い・精神効果  「睡蓮の芳香・渇愛」の影響下にある対象がハイゴブリンエンプレスに触れようとしたり、[射程:接触]の効果の対象にとろうとした場合、即座に下記の効果が適用されます。  この効果により、ハイゴブリンエンプレスに触れされる行為もまた「直接的に害をもたらす行動」のうちに含まれます。   ・ハイゴブリン(メイデン除く):触れることはできず、即座に「捧魂を受ける」の効果が発動します。これによる発動は使用回数に含まれません。   ・ハイゴブリンメイデン:ドレイク族への本能的な衝動を失い、女帝への情愛の念が深まります。   ・ハイゴブリンではない男性:触れることはできず、(自主規制)し、手番が終了します。以後理性は消失し、周囲に他のハイゴブリンメイデンなどが存在する場合、それらへと欲求は向かいます。   ・ハイゴブリンメイデンではない女性:意識は消失し、女帝の意のままに動く傀儡と化します。細かな処理は魔神の苗床第5段階に準じます。  ハイゴブリンエンプレスから触れたり、[射程:接触]の対象とした際にはこれらの効果は発揮されません。  この効果を解除するために必要な目標値は「50」になります。  ですが解除の為に達成値の比べ合いが不要であったり、各属性の効果を解除できると明記されていない魔法や能力によっては解除されません。  どれか1つ以上の属性が指定されていればそれによって解除を行えますが、「毒」「病気」「呪い」「精神効果」の4属性それぞれを別個に解除する必要があります。  この中の複数属性がどちらも指定されている場合は、そのどちらも1回の判定によって解除可能です。  この能力の解除は【コール・ゴッド】やそれに類する効果によっても代用が可能です。この場合、一度の行使で複数人を解除することも可能となります。   ☆捧魂を受ける/必中  ハイゴブリンメイデンの「捧血を受ける」とほぼ同じですが、「HP」を「HPとMP」に読み替えます。  また、この効果で即死したハイゴブリンはいかなる手段によっても蘇生できません。   ○上級対魔呪紋  魔法に対する精神抵抗力判定に成功した場合、種別に関係なく結果を「消滅」として扱います。  加えて「抵抗:必中」の魔法に対しても抵抗力判定を行えます。  また、失敗した場合であっても、成功したものとして魔法の効果を適用されます。  精神抵抗力判定を行うものでも、魔法以外に対してはこの能力は発揮されません。   ○精神効果耐性  精神効果属性(弱)の効果や影響をいっさい受けません。  その他の精神効果属性の効果、魔法や能力に対しては、精神抵抗力判定に+4のボーナス修正を得ます。   ○白き睡蓮の護符U  毒、病気、呪い、精神効果属性のダメージを受けるとき、それを「−5」点します。  さらに、それらの属性への生命・精神抵抗力に+3のボーナス修正を受けます。  このアイテムはカオルルウプテの〈聖印〉として扱います。   ○いにしえの装備品  〈メイガス〉及び〈マナコート〉を所有、装備しています。  これらは『ルールブックV』に記載されていたままの性能を持ち、あらゆる改定やエラッタが適用されません。   ○プロスティチュート技能限定15レベル  夢の中で淫蕩の限りを尽くした日々を送っており、閨で行う各種の行為判定を15レベルを基準に行えます。  これらの判定はそれが適切な場面であれば、印象判定/魅了として扱うことが可能です。  体質により男性には触れたことすらなく、唯一まともに触れることのできるハイゴブリンメイデンと似た対象(人族の女性など)を相手にする場合でしかこれらの判定は行なえません。 ◆玉座 ○騎獣  この部位は経験点の計算などの際、15レベル相当として扱います。  また、強制的に移動させる効果や転倒などを受けた場合には騎乗戦闘ルールに応じて各種挙動が決定されます。  生命・精神力抵抗判定の基準値は17(24)です。   □かばうV&ガーディアン  戦闘特技《かばうV》と同じ効果です。この能力の宣言時、かばう回数を1〜5回の任意で宣言することができます。   ▼消魔の守護席  本体及び搭載されているキャラクターが魔法ダメージを受けるとき、それを「−5」点することができます。  この能力を使用すると玉座のHPを「5」点消費します。   ○玉座からの統制  本体が【一気呵成の陣】など、手番終了時にレギオンの戦力が減少する付与型の貴格を使用したとき、その減少量を半分(切り上げ)にします。   ☆ハーレムシート  合言葉によって補助動作で座席が3人分に伸展します。  その状態になると、玉座は「○搭載=2体」を持っているものとして扱われます。  この状態を解除するのも補助動作です。搭載されているキャラクターがいたまま解除したら、そのキャラクターは落馬します。 戦利品 自動:いにしえのメイガス(100000G/非売品/-) 自動:いにしえのマナコート(56000G/非売品/-) 自動:ルーラーズスローンの騎獣専有証(60000G/-) 自動:白き睡蓮の護符U(19800G/-) 自動:魔法の発動体の指輪(50G/-) 求道の果てに手を掛けた最高位のハイゴブリンプリンセスです。 カオルルウプテの最高位神官の1人であり、深い眠りの中にありながら未来を見通す瞳で適切な采配を振るいます。 生まれながらに女神の強い寵愛を受け、本来種族的に持つドレイクへの本能的な衝動を克服しています。 また信仰は通常の信者のそれではなく、本来ドレイク種へと抱く情愛の念のそれに近いものです。 その影響もあってか、通常のハイゴブリンを芳香によって狂化・操作することができません。 ですが、代わりに高位のハイゴブリンメイデンを芳香によって虜にし、常に周囲に侍らせています。 この芳香は通常のハイゴブリンにとっては劇薬に等しく、不用意に近づけば死やそれに類する結末が待っています。 その為、幼少期から腫れ物に触れる(触れることはできませんが)ような扱いを受けて育った為か、性格も歪んでいます。 ですが、唯一まともに会話のできる相手であったレッサーハイゴブリンの少女の事は非常に大切に扱っているようです。 眠りの女神の寵愛は、祝福であり呪いでもあり。夢の中での幸福も、決して無二なものはなく。 深き夢の底、麗しの娼姫達に囲まれて。想いを遂げることは叶わず、怠惰に永き淫蕩に耽る。