MLv30 “女神喰らいの”ミストルティン/穢れ4/フォールン/欠片120個 (フォールン エンシェントドラゴンが転生した 大神の分体を喰らった ヴァンパイアメトセラグリューン 寄生樹の苗床) 知能:測定不能 知覚:五感(暗視)&魔法 反応:腹具合による 言語:すべて 生息地:さまざま 知名度/F知名度/弱点値:28/30/41 弱点:物理ダメージ+2点、魔法ダメージ+2点、炎属性ダメージ+3点 先制値:32 移動速度:32/64(飛行) 生命抵抗力:36+4(47) 精神抵抗力:36+4(47)        命中力 打撃点  回避力 防護点  HP  MP 核      −(−)  −   31(38)   36  426  なし 右障壁    −(−)  −    1( 8)   34  353  − 左障壁    −(−)  −    1( 8)   24  253  − 鉤爪(胴体) 39(46)  2d+42  34(41)   43  484  234 翼(翼)   36(43)  2d+39  35(42)   37  268  128 翼(翼)   36(43)  2d+39  35(42)   37  268  128 翼(翼)   36(43)  2d+39  35(42)   37  268  128 翼(翼)   36(43)  2d+39  35(42)   37  268  128 尻尾(尻尾) 37(44)  2d+41  35(42)   40  372  156 枝(枝)   38(45)  2d+41  33(40)   31  263  50 枝(枝)   38(45)  2d+41  33(40)   31  263  50 枝(枝)   38(45)  2d+41  33(40)   31  263  50 枝(枝)   38(45)  2d+41  33(40)   31  263  50 根(根)   36(43)  2d+38  30(37)   35  343  30 根(根)   36(43)  2d+38  30(37)   35  343  30 根(根)   36(43)  2d+38  30(37)   35  343  30 根(根)   36(43)  2d+38  30(37)   35  343  30   部位数:17(核/右障壁/左障壁/胴体/翼×4/尻尾/枝×4/根×4) コア部位:核   ●全身 ○通常武器無効   ○土、純エネルギー、毒、病気、呪い無効   ○飛行U   ○植物の身体  太陽の下にいる限り、すべての部位は手番の終了時にHPが「20」点回復します。  さらに気絶している部位のHPが「1」以上となった場合、自動的に気絶から復帰します。   ○紀前竜の威光(不完全)  冒険者レベル、もしくは魔物レベルが15以下のキャラクターからは、あらゆるダメージと不利な効果を受けません。   ○大神の威光(不完全)  冒険者レベル15以下、または魔物レベル15以下の魔物に対する回避力・生命抵抗力・精神抵抗力判定は判定を行わず、自動成功します。   ○霧化(不可能)  始祖としての力を持った、後にクリューの氏族と呼ばれるようになるノスフェラトゥですが、コア部位がMPを持たないためどうやっても霧化することができません。   ○女神を喰らうモノ  極端な有利不利がある状況を除き、戦闘では基本的に女性(やそれに類する対象)を優先的に攻撃などの対象とします。  何らかの能力の効果によってランダムで対象が選ばれる際も、優先的に女性(やそれに類する存在)の中から選ばれるようになります。  他に対象に取れる女性(略)がいるにも関わらず女性(略)以外に対して攻撃などを行う場合、判定の達成値と与えるダメージに−4のペナルティ修正を受けます。   ○知られざる王種  この魔物はフォールンドラゴンですが、クィーンともリーダーともコモンとも違う特殊な個体です。  クィーン種同様に自らフォールンソウルを生み出す能力を持ちますが、非常に限定的なもので、長い時間を掛けて1つのフォールンソウルを生み出すことしかできません。  しかしながら、そのフォールンソウルによって任意の存在をクィーン種のフォールンドラゴンへと変じさせることが可能です。  魔物知識判定の達成値が弱点値以上で無かった場合や、痕跡などによる魔物知識判定の場合、この魔物はクィーン種の生み出したダムドミアズマであるものとして認識されます。  その場合、フォールン能力とフォールン弱点はすべて隠蔽され、「〆ファントム化(分身)」と魔法の行使が可能な変種のダムドミアズマであるかのように振る舞います。  なお、ダムドミアズマと同じように〈守りの剣〉の影響範囲内であっても自由に行動することが可能です(“穢れ”点のペナルティ修正を受けることに変わりはありません)。   〆ファントム化(分身)  己の分身であるファントム体を作成することができます。  コア部位に与えられた負傷や魔法の効果などは、そのまま引き継がれます。  ファントム化の解除は通常のフォールンドラゴンと異なり、本体が寄生している対象と同座標でのみ行えます。   ▽魔竜の瘴気拡散  常に“魔竜の瘴気”を放ち続けています。  HPに「1」点以上のダメージを受けると、次の自分の手番終了時まで大量の瘴気を吐き出すようになります。  これにより、自身を中心とした「半径30m」内すべての「種族:フォールン」のあらゆる判定の達成値に+1のボーナス修正を与えます。  複数回のダメージを受けた場合や、複数の部位の効果発動が重なった場合、ボーナス修正は+6まで重複します。  この能力の解決の都合上、すべての部位が同時に手番を得て同時に終了するのではなく、各部位毎に別々の手番があるものとして扱います(移動回数が増えることはありません)。   ○瘴気が濃い(フォールン弱点)  魔竜の瘴気の色や成分が濃く、大変目立ちます。  一定以上の濃度の瘴気が充満している場合、視界や日光などを遮ります。更に濃度が増した場合、呼吸にも不具合が発生します。  「▽魔竜の瘴気拡散」が15回以上重複している場合、太陽や月の下として扱われなくなり、「知覚:五感(暗視含む)」「知覚:魔法」のあらゆるキャラクターは視界が悪いことによる−2のペナルティ修正を受けます。  「▽魔竜の瘴気拡散」が30回以上重複している場合、呼吸ができなく(呼吸が必要であるならば、発声もできなくなります)なり、更に上記のキャラクターは盲目状態として扱われます。  呼吸ができない効果は完全に水没した状態に準じますが、[剣の加護/優しき水]や妖精魔法(水・氷)によっては呼吸が可能になりません(〈うろこの覆面〉や【エアタイトアーマー】などは有効です)。  サーヤによる守りの剣効果の範囲内ではそれぞれ20回以上、40回以上で上記の影響を受けるように緩和されています。これはこの魔物本体には適用されません(“穢れ”によるペナルティは適用されます)。   ○来歴の代償(フォールン弱点)  一般的な生命から在り方がかけ離れてしまっており、通常の手段によってHPを回復することができません。  【ドレインタッチ】などのダメージを吸収する効果、「○再生」などの手番終了時に回復する効果、気絶などからの回復に伴う効果、「〆吸精の活力」によってのみHPの回復が可能です。   ○精神が脆弱(フォールン弱点)  魔物知識判定の達成値が弱点値以上となった場合、精神効果属性ダメージが防護点などを無視して有効になります。  この効果が適用されている場合、【カオス〜】とある4ランクまでの妖精魔法と、【カオスイクスプロージョン】の「属性なし」は精神効果属性ダメージに準じる扱いであるものとします。  さらに、精神に関わるような「抵抗:なし」である効果は「抵抗:消滅」であるものとして扱います。   ○攻撃能力・打撃点・防護点・耐久力強化(フォールン能力×4)  すべての部位の命中力+2、打撃点+4、防護点+4、最大HP+20します(適用済み)。   〆降下撃U  命中力判定に+2のボーナス修正を受け、打撃点を+4して攻撃を行います。  攻撃後、自身の次の手番の開始時まで「○飛行U」を失います。  この能力を使用する際には、使用する部位が「○飛行U」を持ち、飛行している必要があります。   ☆剛鱗  30秒(3ラウンド)の間、肉体を覆う鱗状の樹皮を強化し、防護点を+4します。同時に命中力判定に−2のペナルティ修正を受けます。   ●核・胴体・翼・尻尾・枝・根(両障壁以外) ○再生=20点   ○吸血鬼の身体  太陽の下にいる限り、手番の終了時に「20」点の魔法ダメージを受けます。このダメージは、いかなる効果でも軽減できません。  さらに、命中力・回避力判定に−2のペナルティ修正を受け、「○通常武器無効」「○再生」を失います。   ●核 ○2回行動   〆遺失魔法21レベル/魔力41(48)  人族、蛮族などには知られていない魔法を魔力41で行使します。  この魔物に対しての魔物知識判定に成功したキャラクターは、その魔法の詳細が判明します。  WTによる魔法の改訂で失われた一部の魔法と、SW2.5で新たに追加された魔法のうち、特殊神聖魔法と魔動機術以外のものをすべて使用可能です。  魔法のレベルが必要になる場合(《ダブルキャスト》使用時など)は、それぞれの本来のものと同じレベルを持つものとして扱います。   〆真語魔法、操霊魔法、深智魔法、秘奥魔法、神聖魔法、妖精魔法、召異魔法21レベル/魔力41(48)  15レベルまでのほぼすべての真語・操霊・深智・秘奥・神聖・妖精・召異魔法と、超越者用の真語・操霊・深智・秘奥・神聖・妖精・召異魔法すべてを行使します。 --- 真語魔法:【ファミリアU】でファミリアU・鳥を作製し、所有しています。 操霊魔法:周囲の枝葉を代替素材として自由にゴーレムを作成することが可能ですが、「○〜の身体」を持たず、弱点に「炎属性ダメージ+3点」が追加されます。      【プリセット・ドール】用の人形には計15個の用意があり、障壁を除く各部位が1つずつ持っています。これの起動は[部位:核]の補助動作でのみ行えます。 深智魔法:魔動機術の存在を把握していないため、【ハイパー・レジスタンス】などで魔動機術を指定することができません。 秘奥魔法:21レベルであるため、すべての魔法の行使が可能です。学派秘術の行使も可能ですが、使用可能なのはイスカイア由来のものに限られます。 神聖魔法:特殊神聖魔法は自らが喰らった相手のものと、自身と縁の深い神格のものに限り行使が可能です。      現在使用可能な特殊神聖魔法はフラクシス、メティシエ(※1)、カオルルウプテ(※2)のものです。      また、ファントム体でいる際には【レスキュー】によって自身の本体の場所へと帰還することができるものとします。 妖精魔法:古代種妖精の専用魔法も行使可能です。炎の妖精魔法と、【カオス〜】系の行使はできません。      《ダブルキャスト》宣言時にはランク11までの魔法を使える状態となります。 召異魔法:【デモンズライブラ】はHP減少分のダメージを与える魔法ではなく、相手のHPを同じ値に変更するエラッタ前の性能のものを使用します。 ---  なお、この世界線では魔動機術が発展しなかった為、魔動機術を行使することはできません。  魔動機術相応の遺失魔法に関しても、この魔物より新しい技術である為に行使できないものとして扱います。  ※1:この魔物の体積は到底100リットルの土で賄えるものではない為、【アンホーリー・ソイル】で復活した場合は100リットル相応のサイズまで弱小化します。     寄生している状態も解除される為、元の力を取り戻すには新たな寄生先を見つけて寄生した上で、長い時間やさらなるコストを掛けて再成長する必要があります。  ※2:現在よく知られている眠りの神としてのものではなく、より旧い信仰体系による特殊神聖魔法を用います。詳細は別紙を確認してください。   ○□〆魔法適正=すべて++  「魔法適正=すべて」の能力に加え、《MP軽減/すべて》《キャパシティ》《魔晶石の達人》《マナセーブ》を習得しています。  また、《武器習熟A/スタッフ》《武器習熟S/スタッフ》《武器の達人》《魔導書習熟A》《魔導書習熟S》《魔導書の達人》も習得しています。   ○世界樹の雫  寄生先の聖樹から魔力を吸い上げ、マナとして利用します。  1ラウンドにHP1以上の[部位:根]と同じ個数まで、20点の魔晶石を持っているものとして使用することが可能です。  更に、ひとつでもHP1以上の[部位:根]が存在している限り、5点の魔晶石を無制限に使用することが可能です。   ○世界樹の枝葉  その辺の枝や葉を杖や魔導書の代わりとして使用しています。  魔法文明時代に入手可能なすべての〈スタッフ〉と〈魔導書〉を同時に装備している(※)ものとして扱います(イェルグンムの魔導書は〈魔導書〉ではありません)。  無数に存在しているものとして扱い、〈ウロボロス〉などの回数制限のある効果も無制限に使用可能です(この魔物の魔法行使は超越判定ではありません)。  ※:用法に関わらず、すべての装備効果が同時に適用されます。また確認が煩雑な為、装備効果は最下部に纏めています。   ☆上位妖精の召喚  タイタン(→『BT』147頁)またはミーミル(→『BT』147頁)を召喚可能です。  召喚された妖精は10秒(1ラウンド)の間、この魔物の命令で行動します。  「▽魔竜の瘴気拡散」が10回以上重複発動している状態である場合、召喚された妖精は即座にダムドスレイブと化した状態になります。  ダムドスレイブであるので、魔法を行使することはできません。そうでない場合には、最大HP及び最大MPが本来のものから半減した状態となります。  この能力は1ラウンドに1回しか使用できず、使用するとHPを51点消費します。  HPの消費を63点とすることにより、代わりにパーントゥ(→『FC』161頁)またはフェンリル(→『FC』162頁)を召喚することを選ぶことも可能です。   ○えり好み  魔法を行使するとき、それが「土」「水・氷」属性のいずれかの効果を持つならば、魔力を+1します。  一方、「炎」「斬撃」属性の効果を持つ場合、魔力が−1されます。   ○マナよりもなお古きもの  MPを持ちません(「なし」と表されます)。この部位の最大MPを増減させる効果はHPに対して適用されます(例えば剣の欠片1個辺りHP+6されています)。  なんらかのMPを回復する効果を受けた場合、(「○来歴の代償」の制限外であれば)代わりにHPが回復します。  一方で、精神抵抗力判定に成功すると、どのような魔法や効果でも完全に影響を受けず、効果が消滅します。  また、あらゆるMPの消費をHPで代替することが可能です。   〆太陽光のブレス/42(49)/生命抵抗力/半減  「射程100m」「形状:射撃」で、「半径50m/すべて」の範囲内に光り輝くブレスのようなものを放ち、「2d+40」点の土属性かつ純エネルギー属性の魔法ダメージを与えます。  この能力は連続した手番に使用できず、1ラウンドに1回しか使用できません。強い日差しが射している場所である場合、回数への制限の一切がなくなります。   ○ヤドリギの香気/34(41)/精神抵抗力/消滅  自身の周囲に独特な香気を漂わせています。  自身を中心に「半径50m」の任意の対象は抵抗に失敗すると、20秒(2ラウンド)の間、ヴァンパイアメトセラグリューンを自身の恋人などの、非常に親しい存在だと誤認します。  対象は範囲内にいる限り、ヴァンパイアメトセラグリューンに対する行動判定と、ヴァンパイアメトセラグリューンからの行動に対する回避力・生命抵抗力・精神抵抗力判定に−2のペナルティ修正を受けます。  効果時間内に再び抵抗に失敗した場合、元々掛かっていた効果は失われ、受けるペナルティ修正が−4、−8と倍加した状態で新たに適用されます。  ペナルティ修正が自身の精神抵抗力よりも大きな値となった場合、この効果は永続化し通常の手段で解除することができなくなります。  この効果は毒属性かつ病気属性かつ呪い属性かつ精神効果属性として扱います。  この能力は、ヴァンパイアメトセラグリューンの手番の開始時に、自動的に1回だけ発生します。   ●右障壁 ○大神の守護  黄金色の障壁で核となる部分を護ります。  [部位:核]は物理ダメージでHP、MPが減少しません(これはダメージの軽減ではありません)。  この能力は[部位:右障壁]のHPが0以下になると失われます。   ●左障壁 ○魔法ダメージ軽減=25点   ○大神の結界  白銀色の障壁で核となる部分を護ります。  [部位:核]は魔法ダメージでHP、MPが減少しません(これはダメージの軽減ではありません)。  この能力は[部位:左障壁]のHPが0以下になると失われます。   ●胴体 〆ブレイクコード  自身を中心とする「半径6m/20」内の、あらゆる望まない魔法など(《ワードブレイク》に準じます)の効果を、達成値45ですべて解除します。   ○攻撃障害=不可・不可  対象:[部位:左障壁]/喪失条件:[部位:胴体]のHP0以下   ○魔法障害=不可  対象:[部位:左障壁]/喪失条件:[部位:胴体]のHP0以下   ▼双爪  鉤爪の攻撃が命中したとき、この特殊能力か「▼吸血寄生樹」のいずれかを選択します。  これを選んだ場合、ダメージ決定を2回行い、その両方を対象に与えることができます。   ▼吸血寄生樹  鉤爪の攻撃が命中したとき、この特殊能力か「▼双爪」のいずれかを選択します。  これを選んだ場合、対象に牙で噛み付いたことになります。  対象に与えるダメージは「2d+63」点となり、適用ダメージと同じだけ、[部位:胴体]のHPが即座に回復します。  この効果でHPが0以下となった対象は、生死判定に−20のペナルティ修正を受けます。  死亡しても即座に“穢れ”が上昇することはありませんが、生前の能力をそのまま引き継いだマリオネットアイヴィー(→『CG』96頁)として動き出します。  基本的に戦闘特技や特殊能力もそのまま受け継ぎますが、[剣の**/**]とある種族特徴は失われ、魔法を使うこともありません。  この効果で死亡したキャラクターは[剣の託宣/運命凌駕]を使用し、死亡を回避することができます。   ▽瞬間蘇生(フォールン能力)  コア部位のHPが0以下になった瞬間、コア部位のHPが全快します。これによる回復は「○来歴の代償」の制限を受けません。  この能力は[部位:胴体]のHPが0以下になると失われます。  魔物知識判定の達成値が弱点値以上で無かった場合、能力を所持していることが隠蔽されます。  この効果は、1日に1回しか使用できません。   ●翼 ○飛翔U  喪失条件:2部位以上の[部位:翼]のHP0以下   ☆マナ崩壊の翼  次に行う近接攻撃のダメージを魔法ダメージに変更します。  この能力を使用すると、MP20点を消費します。   □渾身攻撃U  近接攻撃のダメージを24点上昇させます。  同時に、自身の回避力に−4のペナルティ修正を受けます。   ○不器用な翼  すべての[部位:翼]は同じ対象に対して近接攻撃を2回までしか試みられません。   ●尻尾 〆一掃  自身の存在する乱戦エリア内の任意の敵すべてに、尻尾での攻撃を行います。  この能力は連続した手番に使えません。   ▽痛恨撃  打撃点決定の2dの出目が「10以上」の場合、打撃点が更に24点上昇します。   ●枝 ○攻撃障害=不可・不可  対象:[部位:右障壁]/喪失条件:2部位以上の[部位:枝]のHP0以下   ○魔法障害=不可  対象:[部位:右障壁]/喪失条件:2部位以上の[部位:枝]のHP0以下   ○生気を奪う  [部位:枝]の近接攻撃による物理ダメージは、HPとMPの双方に与えられます。   〆螺旋の枝/必中  枝を束ねて長くしなるムチのように扱い、対象に攻撃を行います。  乱戦エリア内の任意の対象1体に「2d+50」点の物理ダメージを与えます。  この能力を使用するには、未行動の[部位:枝]が3部位必要です。  能力を使用すると、3部位の[部位:枝]は行動済みとなります。   ●根 ○攻撃障害=不可・+4  対象:[部位:枝]/喪失条件:2部位以上の[部位:根]のHP0以下   ○とても長い根  [部位:根]の近接攻撃は乱戦エリアを無視して、50m以内の任意のキャラクターを対象として行うことができます。   ○姿勢制御  いかなる効果でも転倒しません。また、足場が悪いことによる不利な効果を一切受けません。   ○根付く生命  【テレポート】の魔法など、いかなる効果を持ってしても座標の変更を行うことができず、それを強制する効果を受けません。  飛行することができず(「○飛行U」「○飛翔U」の効果を得られません)、その他の地面(根を張る先は基本的に地面ではありませんが)から離れる必要がある能力の影響を受けることもありません。  この能力は4部位の[部位:根]のHPがすべて0以下になると失われます。   〆吸精の活力  寄生している元から養分を吸い取り、他の部位に分け与えます。  [部位:核][部位:胴体][部位:翼][部位:尻尾][部位:枝]ひとつのHPを「威力100+30」点回復させます。  この能力を使用するとMPを30点消費します。   〆吸精の根/危機感知/27(34)/消滅  足元から対象の死角に根を絡みつかせ、50m内の対象1体の生気を奪います。  判定に失敗した対象は、HPとMPを合計で30点減少させます。減少させるそれぞれの値は対象が割り振れます。  吸収した[部位:根]はMPが15点回復します。  この能力は、適切な対象が存在しない場合であっても、寄生している元から吸収することでMPの回復に用いることが可能です。   戦利品 自動 :神竜樹の葉(10000G/緑金赤SS)×2d 2〜10:神竜樹の枝×2(ソーサラースタッフ&ブラックロッド/11250G×2) 11〜13:いい神竜樹の枝(グノーシス/57000G) 14〜16:すごい神竜樹の枝(ウロボロス/88000G) 17〜 :樹竜槍ミストルティン(樹王剣ファルンゴーン相当品+α/295000G/非売品) ※:「○世界樹の枝葉」による装備効果まとめ  〈スタッフ〉 :魔力+1(適用済)、行使判定+2、魔法によって発生するダメージ+4、魔法の消費MP−1  〈魔導書〉  :防護+3(適用済)、秘奥行使後手番終了時にHP3点回復、秘奥消費MP−1、秘奥威力表使用時+3、対秘奥抵抗+4  その他特殊効果:〈支配の杖〉〈スタッフオブハウス〉〈グノーシス〉〈ウロボロス〉〈神樹の魔導書〉〈怯魔の魔導書〉〈投機の魔導書〉  〈樹王剣ファルンゴーン〉は、エネミーデータとして能力を反映させています。武器として無数に装備している状態とは扱いません。 ◆解説 宿主と共に神紀文明時代から生き続けているとされる最古の植物です。 歳経たドラゴンだった魂が転生した存在で、メティシエの研究対象となっていました。 当時は未だ試作段階であった様々な秘術の実験対象とされ、植物でありながらノスフェラトゥとしての力も宿しています。 現在はフォールンソウルに侵され、転生前の能力の一部や大神の力なども取り込み、植物と呼ぶには異様な存在となっています。 かつて神に至る以前のカオルルウプテを穢した竜はダルクレムに斃され、意思すら持たないような小さな植物へと転生していました。 しかし、転生の仕組みの一部に気づいたメティシエが、カオルルウプテを出し抜くためにと探し出し、秘密裏に生育した上で様々な秘術を施します。 後にノスフェラトゥと呼ばれる事になる種族へと変じ、微かながらにかつての意識を取り戻すも、自律行動が叶うほどではなくその事には誰も気づくことはありませんでした。 やがて神々が眠りについた際にも、特に処分されるようなこともなく、寄主である1本のトネリコと共に永い永い年月をただ過ごしてきました。 しかしながら時は流れ、現存する最も古き竜の系譜として、竜刃星の呼びかけに応え特殊なフォールンへと至ります。 “女神を喰らうモノ”としての古き伝承は超魔法的な力を帯びる域まで達しており、自身を見出した霧闇神フラクシスをも喰らい、全盛期に勝るとも劣らない力を手にしました。 過去の力をより確かなものとするため、自身の〈大輝亢竜玉〉を素材として創られた“女帝”の身体を手に入れるべく、様々な奸計を張り巡らせあと一歩というところまで来ています。 現在、自身の能力によって“女帝”をクイーン種のフォールンドラゴンへと変じさせ、自らは“女帝”の傀儡であるかのように振る舞っていますが、目的は別にあります。 それはクイーン種となった“女帝”を穢し、その神としての力を奪うとともに自身の新たなる肉体を産ませることで古代神や竜刃星をも凌駕する力を得ること。 そして最終的にはすべての母である大地、すなわち惑星ラクシアそのものを穢し、自らの手中におさめることを目標としています。 しかしながら来歴の影響か存在の巨大さ故か、雄株である現在の寄主を掌握・枯殺することに手間取り、未だに直接“女帝”へ寄生することは叶っていません。