◇レベル25 ケンタウロスグラブデュエリストレブナント <アンデッド> 知能:低い 知覚:五感 反応:中立 言語:なし 生息地:試練の遺跡第三層「追憶の書庫」 知名度/弱点値:29/35 弱点:回復効果ダメージ+3点 先制値:34 移動速度:58 生命抵抗力:31(35) 精神抵抗力:31(34) ■攻撃方法:命中力:打撃点:回避力:防護点:H P:M P   格闘 :34(41):2d+32:26(33): 30 :437: -  ◇特殊能力(○常動型、〆主動作型、☆補助動作型、☑宣言型、▽条件型、▼条件選択型) ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ○試練を課すもの・進退の番人 ○精神効果無効 ○再生=25点 〆突撃/30(37)/回避力/消滅 【使用条件:通常移動後のみ】  突撃し、近接攻撃として敵1体に拳を突き立て、【2d+40】点の物理ダメージを与えます。 〆零距離突撃/29(36)/回避力/消滅 【使用制限:連続手番使用禁止】  その場の一瞬の四肢のバネを使って近接攻撃を行い、移動しないままに突撃と同程度の衝撃を与えて【威力60@10+40】点の物理ダメージを与えます。  この攻撃は打撃武器によるものとして扱い、クリティカルした場合、対象の防護点を無視してダメージを与えます。  この能力は一度見たことのある相手に使用する時、命中力に-1のペナルティ修正を受けます。 ☆対魔の心得・極 【消費MP:10】【後攻使用可能】  自らが編み出した自己暗示によって、短時間だけ抵抗力を上昇させます。10秒(1ラウンド)の間、生命抵抗力・精神抵抗力に+8のボーナス修正を得て、命中力・回避力に-4 のペナルティ修正を受けます。  この能力は戦闘開始時、後攻となった場合でも例外的に使用を宣言できます。 ▽縦横無尽  「〆突撃」「〆零距離突撃」を行った後、主動作を1回行います。 ○複数宣言=2回 ☑巨竜投げ【投げ攻撃強化Ⅱ秘伝:宣言型】  格闘による攻撃およびカウンターが、投げに変更されます。打撃点が+12され、同時に対象を転倒させます。  部位数に関わらずすべてのキャラクターを対象にできます。複数部位へのキャラクターの攻撃では、一度の命中ですべての部位にダメージを与え、転倒させます。この時、対象は任意 の回避力基準値で回避力判定を行います。  この時、「○攻撃障害=不可」を持つ場合でも投げる事ができますが、対象は該当部位の回避力判定に「+8」のボーナス修正を得ます。  また「○踏みつけ」による攻撃に、さらに「○追加攻撃」が適用されるようになります(投げ攻撃ではないので、打撃点の上昇はありません)。  この効果による「○踏みつけ」は「○攻撃障害」による回避力の上昇や、攻撃不可の効果を無視して行えます。 ○踏みつけ  「☑巨竜投げ」のみを適用した投げによる攻撃が命中した場合、主動作を消費せずに格闘での近接攻撃で追加の攻撃を行うことができます。 ☑バスタースロー【投げ攻撃秘伝:宣言型】  投げによる攻撃が命中した場合、対象を遠くへ投げ飛ばします。この時、通常のダメージ算出は行われません。  対象は、「(投げ攻撃の達成値)」mまでの任意の距離を投げ飛ばされ、【投げられた距離×3】点の落下ダメージを受けて転倒し、乱戦エリアから強制的に排除されます。  またこの時、対象が<金属鎧>を装備していた場合は受け身判定に目標値(投げられた距離に等しい)が設定され、失敗すると達成値が0として扱われ、さらにダメージが10点上昇 します。  投げ飛ばす方向は、この魔物が任意に決定します。 ☑シュライクフォール【投げ攻撃秘伝:宣言型】  投げによる攻撃が命中した場合、対象を掴みながら跳び上がり、強烈に叩きつけます。  通常のダメージ算出を行った上で、そのダメージの最終値に【対象の防護点×2】の値を追加します。このダメージは「落下ダメージ」として扱われます。  この時、対象が受け身判定を行えますが、目標値として「投げ攻撃の達成値」が設定されます。失敗すると受け身判定の達成値は0として扱われ、さらにダメージが10点上昇します。 ▼フリースロー【投げ攻撃秘伝:条件選択型】【前提:☑バスタースロー】  「☑バスタースロー」によって放り投げる時、落下の衝撃を和らげる達人の妙技によって味方を無傷で運びます。  投げによる攻撃を味方に命中させた場合のみ、この秘伝を選択できます。その場合、対象は落下ダメージを受けず、また転倒もしないまま放り投げられる移動だけが行われます。 ▽デッドヒート【インファイトⅡ秘伝:条件型】 【発動条件:現在HPが87以下となる】【行動割り込み】  生存本能を全開にして生死の瀬戸際の戦いの中に見出される勝機を確実に掴む、精神論とも言える秘伝です。  自身が瀕死状態(現在HPが最大HPの1/5以下)となった場合、その瞬間に自身の手番を割り込ませ、かつその手番の間だけ、行為判定に+4のボーナス修正を受けます。  この時、寸前まで他のキャラクターの動作が行われていた場合、その動作を一時的に中断させて割り込みが発生します。  割り込んだこの魔物の手番が終了してから、動作を中断されたキャラクターは行動を再開します。  この能力は、1回の戦闘で1度までしか使用できません。 ◇戦利品   自動:紋様入りの黒帯(51,200G/黒SS)  2~5:紋章のグラブ(1,500G/黒白S)  6~8:意匠を凝らしたグラブ(6,000G/黒白S)   9~:手入れの行き届いたグラブ(10,000G/黒白SS) ◇解説  かつてデュランディルの時代に現れた1人の名もなきケンタウロスです。  本来は種族として扱えないはずの格闘技。しかし不可能を可能とし、さらにはその秘伝までを究めた英雄こそが彼でした。  身体一つで戦に挑むなど、と嘲笑された彼の魔技はしかし本物であり、掴めるならばエルダードラゴンさえも投げ飛ばしたと言われています。  その単体にして台風がごとき戦力を恐れた魔法王たちに肉体は滅ぼされましたが、その魂は星を開拓するに等しい偉業を為し遂げたがゆえか、試練の遺跡の番人としてかつての相棒に 具現化されました。──物言わぬ、動く屍として。  往年の強さにこそ届きませんが、再構築された肉体でも彼の技は多くがいまだ健在であり、ひとたび戦となれば勝機を掴むべく全力で戦い続ける事でしょう。  彼が編み出した投げ技を主体とする戦闘スタイルは【グラブデュエリスト】とだけ名前が残っており、現代でもなおフォモール達によってその奥義が探索されています。