<狭間の剣> 基本取引価格:取引不能  知名度:35 <ソード>B 第九世代魔剣 -------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ◆形状  さまざまな形状のものが存在します。 -------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ◆由来と逸話  魔法文明時代から生き残った、ある哲学者のアンデッドの執念が形となって成立した、現代生まれの魔剣です。  彼は至上の命題として、平行世界あるいは上位世界と呼ばれる存在の研究と思索を繰り返し、やがて"死の神"ザールギアスに見初められ真理を得たと自称していました。  その真理とは「死」という共通点によってそれらの世界へと部分的に接続できるのではないか、という偏った結論ではありましたが、神に通ず力によって、自身の存在と引き換えに ラクシアの各地にばら撒かれたようです。  この魔剣の存在は未だ世界中に知られているものではありません。かろうじて十分な形のものが、ザルツ地方において一本だけ見つかっています。  触媒となって呼び寄せられた彼方の存在が、このラクシアという世界に馴染むための引き換えとして破壊されてしまう為と考えられています。 -------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ◆効果 ○彼方への狭間  この魔剣を中心として並行世界と接続し、その中から様々な「場所」を選んでラクシアへと引き寄せる事ができます。引き寄せる存在のサイズや強大さは、魔剣によって異なります。  ラクシアに引き寄せられた「場所」は、この魔剣の破壊を代償としてラクシアに最も適した出自、データを与えられ、未知の存在として世界に刻まれます。  同時に、そこに存在していたキャラクターは魔物としてラクシアに同期され、この魔剣が擬似的に作り出した「魔剣の迷宮」を棲家として活動するようになります。  ただし、魔物たちはそこに縛られている訳ではなく、自由意志を持ってその外に出て、ラクシアの中で活動する事ができます。