〇天球儀のネックレス 見識判定:33 ミスリルでできた、天球儀を模した小型のネックレスです。 天球を囲む円盤と横を取り囲む円環には、時空安定に関連する魔法文明後がびっしりと刻まれています。 所持しているだけで不思議な力を感じる事ができるでしょう。 〇ダイヤモンドの懐中時計 見識判定:35 全てが精巧なダイヤモンド細工で出来た懐中時計。 時刻は11時00分を指しており、凍っているかのように微動だにしない。 天球儀のネックレスと同様の不思議な力を感じることができるだろう。 〇時の篝火 知名度:32 闇中の図書館にて発見された不思議な篝火。 強烈な魔力を蓄えているが、熱くない。 中の魔力を懐中時計に移すことができそうだ。 ○人工多能性幹細胞 特殊見識(医療):70 いわゆる「人間のどんな細胞にもなることができる細胞」。 魔動機文明時代に仮説としては登場するが、実在した記録はない。 よもや医療技術的に劣るであろう魔法文明時代に存在していたとも思えない。 しかしこれは驚くべきことに魔動機文明時代の仮説を凌駕する代物であり、 使い方を間違えなければ、生命体を作り出す事すらできるだろう。 次に金属の箱。これはどうやらドールの金属骨格に使う金属のようです。今では失われている金属もあり、金額は結構な額が保証されそう。 で、クリスタルの心臓ですが、これは 「傷ついたドールコア(20000G/赤金SS)」 でした。 ◆  ◆  ◆ 〇幻史文明ゼルガリア 魔術書文献目標:45 難解な魔法文明語の暗号でびっしりと書かれている一冊の本。 既存の暗号解読法がまるで通用せず、ミラボアの魔術師ギルド等に持ち込んでも解読は不可能だろうと推測される。 規則性に則って書かれているようであり、解読方法が分かれば内容を知ることができるかもしれない。 ↓ 〇幻史文明ゼルガリア 魔術書文献判定:45 神紀文明シュネルアの前史文明にあたる、幻獣の時代―幻史文明ゼルガリアという時代について記された本。 この本によれば人間とは元来数多くの幻獣に使役された奴隷のような種族であったとされ、 この時代を打破し、本格的に人間の時代を築き上げたライフォスとその一派は、 幻獣にとっては忌むべき者達であったとされている。 〇ドールコア精製法(全5巻/1・2・3蒐集) 魔術書文献目標:42 魔法文明時代中期に存在していたとされる、ゴーレム以上の使役物を創造する技術集団―"人形師(ドールマスター)"に関する本。 この本はその中でも「ドールコア」と呼ばれる重要な構成物の生成方法について記されている。 全部で5冊発刊されているものの一部でありいまいち内容がわかりづらいが、 書かれている内容はどれも現代の魔法の常識外にあることばかりだ。 〇時間と空間の概念 三六・認識と空間 分類項目:時魔法基礎論 魔術書文献目標:43 操る時間、空間の概念を時魔法の観点で定義、まとめたもの。 時魔法では、時間とは世界を運ぶ不可視の力であり、空間とはその者が認識し出力された世界であると定義される。 この論文では特に、認識と空間の関係性について書かれている。 いわく、この世界にあまねく存在する「認識」を行う生命体の中には世界全ての情報が記録されているが、 もっている情報を出力(世界を認識して空間として再生する)する能力は生命体の種類によって一定の上限があるほか、 生まれた時点で上限いっぱいまでいきなり出力してしまうとパンクしてしまうため、 最初はごく限られた世界のみ出力し、成長と学習によって出力の範囲を拡大していくのだと書かれている。   〇次元論 分類項目:境界論 魔術書文献目標:45 時魔法の中でも、特に"境界"について詳しく記されているもの。 この論文では、"次元"と呼ばれる境界と、それに隔てられた世界について書かれている。 いわく、世界の広さ・深さには限界が存在し、次元と呼ばれる見えない壁によって覆われている。 こういった世界は我々がいる世界以外にも異界としておびただしい数が存在しており、 次元とはそれらを隔てる壁としての役割をもっている、と書かれている。   〇凍れる時 分類項目:時魔法実践論 魔術書文献目標:48 実践的な時魔法の中でも"時を止める"という魔法について詳細に記されているもの。 時間の流れが干渉できない特殊な空間に閉じ込め、空間内を時間から切り離すことで、 外から見ると時が止まったように見えるという。 理論について仔細に記載されており、深い叡智を持つもの、または天性の閃きをもつものなら、 これらの情報からひとつの時魔法に思い至ることができるだろう。   〇境界門の安定術式に関する報告書 第八九一六二版 分類項目:境界術研究 魔術書文献目標:45 世界と世界を隔てる境界に意図的に穴をあけ、こちらの世界と異界を繋ぐ魔法―"境界術"の安定化を図る術式に関する報告書。 この報告書では主に安定化させづらい異界について報告され、その原因と思われるものについての仮説がいくつも述べられている。 異界では当然ながら魔力と呼ばれる力の源と性質がそれぞれ異なっており、違いがありすぎると安定化できないという説が有力なようである。 〇三の狂人と百の変人が生み出した狂気の暗号 魔術書文献判定:41 魔法文明時代中期、キッスルバーグ、カリス、ヴェルポトス―"狂智"と呼ばれた三人の魔法使いと、 その弟子として伝わる百人の魔法使いが造り上げた極めて難読な暗号"キッスルカリポトス式六重暗号"の解読本。 一頁ごとの文頭、文末に込められたとある規則をもって文中を作り変えるという暗号となっており、 その規則だけでも数百通りはあるとされ、この暗号で記された本を一冊解読するのに、並の学者では数年の歳月を要するだろう。 この暗号を生み出した百を超える変人達はこれを"ただの遊び目的で"開発したと言われており、 極めて難読でありながら一切益のない情報しかもたらさなかったため、 当時をもって「この世で最も難しく、最も価値のない暗号」という烙印を押され、世の中から忘れ去られた。 〇エーテル論 魔術書文献判定:48 マナの基となるエネルギー、「エーテル」について記述されている本。 この本によればエーテルは世界に最初から存在していた誰にも扱う事のできないエネルギーであり、 カルディアが砕けたことで誰にでも扱える「マナ」というエネルギーに変質した、とされている。 〇無形なるもの、一なるもの 魔術書文献判定:46 始まりの剣とされる四本の剣、ルミエル、イグニス、カルディア、フォルトナが基を同じものとすると書かれた本。 この本によれば始まりの剣とは決まった形を持たないエネルギーの集合体のようなものであり、 求めた者、触れた者の在り方によってその姿形を変えて現すものだとされている。 〇擬魂安定法T・U・V 魔術書文献判定:44 魔法文明時代中期に存在していたとされる、ゴーレム以上の使役物を創造する技術集団―"人形師(ドールマスター)"に関する本。 この本はその中でも「擬魂」と呼ばれる疑似的な魂を創造する方法について記されている。 ドールコアと同様それそのものの創造はもはや叶わないが、 被造物に意志を持たせるという技術は、今でいうルーンフォークに近いものを感じるかもしれない。 魔術書。人形に関する本でした。ドールの素体に使う金属骨格について書かれています。中には現代では聞いたことのない金属の名前もあったりしました。 ◆  ◆  ◆ ストップ 【対象】1体#【消費MP】120 【射程/形状】接触【効果時間】永続【抵抗】消滅【属性】- 対象を「時間停止」状態にします。 時間停止状態となった対象は以下の効果を受けます。 ・HP、MPが減少、増加、回復しなくなります。 ・その場で停止し、移動できなくなります。またあらゆる転倒が無効化され、強制的に移動させる効果も無効化します。  仮に空中でこの魔法の効果を受けた場合、対象は空中で静止します。 ・全ての抵抗判定に自動的に成功し、その効果を全て「抵抗:消滅」として扱います。 ・抵抗判定を除く全ての行為判定に自動失敗します。 ・加齢が行われなくなります。 この魔法は行使を開始してから効果が発生するまでに30秒必要で、その間に【キャンセルマジック】などを受けた場合、 達成値の比べ合いによって効果は消滅します。また、「効果時間:永続」ですが、例外的に術者の補助動作で解除が可能です。 【名称】エクステンス・プルーフ 【効果時間】永続 【効果】時空間が不安定な空間にある時、この魔法がかかった対象の半径300m以内の生命体の存在を証明します。     効果時間中、範囲内の対象は時空間が不安定なことによる次元の狭間への落下を免れます。 【名称】エマージェンシー・エクステンス・プルーフ 【効果時間】1時間 【効果】時空間が極度の不安定状態にある空間にある時、効果時間の間魔法がかかった対象の半径300m以内の生命体の存在を証明します。     効果時間中、範囲内の対象は時空間が不安定なことによる次元の狭間への落下を免れます。