【タイトル】水の遺跡 【募集人数】3〜5人 【日程】 【締め切り】 【募集総経験値】5000ー8500(誤差±1000まで) 【部屋名】 【その他】 ・初心者GMです。お手柔らかにお願いいたします(ぺこり)。 ・トピックの編集など、お手伝い頂けるとうれしいです。 ・その他、間違いなどがあったら教えてください。 ・遺跡探し屋さんから、遺跡の情報を買ってくださる方希望! ・ルーンフォークは、一部で不利な場所があります。 ・いてほしい人:スカウト、マギティック、魔動機文明語がある方 ・だれかダイスマクロ貸してください(ぺこり) 【内容】  ある日、《隼の止まり木亭》にグラスランナーの探し屋ポッパがやってきます。ゾマ湿原で新しい未踏の遺跡を見つけたので、PCたちに情報を買わないかと持ちかけます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 【本編】 セッションは《隼の止まり木亭》にグラスランナーの探し屋ポッパがやってくるところから始まります。 【レベル調整】 †PTのスカウト:1〜2を想定。ボーナス値で3〜5 ‡PTのセージ:1〜2を想定。ボーナス値で3〜5 出現モンスター:クーガ、ジャイアントレイククラブ2、ダグウィ1、汚れたウンディーネ1 報酬 ・資料室:探索判定7以上で「古い日誌」、7を2上回るごとに1冊、「魔動機時代の本」を発見できます(7で日誌と本1冊)。1冊200ガメル(ただしうち1冊は500ガメル) ・施設長室:「新しい日誌」に200ガメル ・水浄化室 ・排水処理室 ・制御室:探索判定8に成功すると、「魔動機の部品」を発見できます。宝物鑑定判定7に成功すると、「(探索の達成値-8+1)×100ガメル」の価値があることがわかります。 ・中央動力炉:水晶1400ガメル×人数の価値 【裏目標】 ・“水”をテーマの遺跡 ・PTに頭を使ったプレイを! ・PTを分断してみたい! 【登場人物】 ・《四葉クローバーの》パッポ:グラスランナー,20歳,男 《隼の止まり木》亭のある自治区を中心に活躍するグラスランナーの探し屋です。四葉のクローバーを見つけるのが得意なので《四葉のクローバーの》パッポと呼ばれています。クローバー探しと同じくらい遺跡探しが得意ですが、遺跡のお宝にはあまり興味がありません。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 【導入:隼の止まり木亭】 ◯目標:ポッパから遺跡の情報を買い、遺跡に移動する。 ☆ある日、《隼の止まり木亭》に探し屋のパッポが遺跡の情報を売りにやってきます。 ☆ベアトリスは、パッポがそれなりの腕の探し屋で、興味があるなら情報を買うといいことを伝えます。 ☆情報量は100ガメルです。 ☆遺跡までは片道3日の距離です。 ミラボアはここ数日雨が降り続いていました。今日は雨は降っていませんが、それでも外はどんよりとした天気です。 午後過ぎの《隼の止まり木亭》は、食事のお客さんもいなくなってのんびりとした時間が流れています。 RPどうぞ からんからん 皆さんが騒いでいると、お店の扉が開き、グラスランナーが入ってきます。 グラスランナーは店を見渡すと、PLのところで目を留めます。そして、トコトコと近づいてきました。 ???「お兄さん強そうだね。遺跡の情報買ってよ!」 ベア「あら、ポッパじゃないの。元気にしてた?」 ベア「ああ、こいつはね“探し屋"のポッパって言ってね、新しい遺跡を見つけて冒険者にその情報を売ってるのよ」 ベア「それで、また新しい遺跡を見つけたの?」 ポッパ「そうそう、ゾマ湿原でとっておきの遺跡を見つけたのさ! というわけで、お兄さん達買わない? ホントは10000ガメルの情報だけど、今なら100ガメルにしてあげるよ。お兄さん達貧乏そうだもんね」 ポッパ「ちょっと入ってみたけど、多分未踏の魔導期時代の遺跡だよ。あんまり危険な感じもしなかったし、お兄さん達でも“多分”大丈夫だよ」 ベア「あんた達ヒマしてるなら行ってきたら? ポッパはあんなやつだけど探し屋の腕は確かだから、言ってることは多分正しいわ」 ーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーーーーーー 【水の遺跡】 ◯目標:遺跡を探索し、1500×人数ガメル以上の収入を得ること ☆遺跡の入り口でポッパは案内の役割を終え、パーティーから離れます。 ☆遺跡は以下のフロアによって構成されます。 1資料室(A) 2施設長室(B) 3水浄化室(D) 4排水処理室(E) 5制御室(C) 6中央動力炉(F) ☆通路では探索は自動的に成功したものとして扱います。こちらが指定した場合を除き、行う必要はありません。 ☆遺跡の内部は水浄化室を除き明かりがありません。 みなさんはゾマ湿原を進みます。わずかにある陸路や、時には泥地を歩きました。 案内役のポッパの気まぐれでリザードマンの集落に迷い込みそうになったりもしましたが、無事に目的地にたどり着きます。 遺跡は一見すると湿原の中の小さな岩山のように見えます。しかしよく見ると、ところどころ建物の壁が露出しています。 ポッパ「あったあった。ここが入り口だよ」 ポッパが指差した先には、壁の亀裂があります。人ひとりがなんとかはいれそうな穴があり、その先には闇が広がっています。 ポッパ「じゃあ頑張ってね〜。生きて帰ったら、お土産話して欲しいな」(手をふる) 亀裂の先には通路があります。中は真っ暗なようです。(マップ) どうやら、遺跡の通路にいるようです。あたりはじめじめと湿気ており、空気も淀んでいるようです。 左手は本来の玄関のようですが、土砂で埋まっています。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 【1-1資料室(A)】 ◯目標:遺跡の由来を知り、価値のある本を見つける ☆扉の上に魔動機文明語で「資料室」と書いています。 ☆扉への探索、聞き耳:異常なし ☆遺跡の資料室です。「古い日誌」及び「魔動機時代の本」を発見できます。  扉を開くと本棚がいくつも並んでいます。  どうやら資料や図書を置いておく部屋のようです。 ☆探索判定7以上で「古い日誌」、7を2上回るごとに1冊、「魔動機時代の本」を発見できます。(7で日誌と本1冊) ☆「古い日誌」への文献判定7以上で遺跡が魔動機時代の都市の水質管理施設で、都市の水処理をするとともに、都市が湿原に水没するのを防ぐ役割があったことがわかります。9以上で施設の稼働には水の妖精の力が必要であり、定期的に水の妖精の交換を行わないと「暴走する」ことが書いてあるのを発見できます。また、施設の奥には妖精に力を与える装置があることが書いてあります。 ☆宝物鑑定判定もしくは「マギティックorアルケミスト+知力」7以上で、「古い日誌」および「魔動機時代の本」が1冊200ガメルの価値があることがわかります。達成値12以上で本の一冊が「魔動機技術による妖精制御」と珍しい内容のため500ガメルの価値があることがわかります。 ●日誌No158「隣国からの見学者が来訪する。我らが施設は、水上都市アムルテリアンを湖上に浮かせるのに必要な施設であり、同時に水上都市の水質浄化機能を持つことを伝える。この施設がなければ水上都市が湖に沈むことを教えると、見学者は驚いた様子をみせる」 ●日誌No287「水質浄化機能に異常が発生する。原因は不明」 ●日誌No288「異常の理由が判明する。水の妖精の交換を行っていなかったせいだ。長期間、魔動機に接続したことで水の妖精が暴走したものと思われる」 ●日誌No289「暴走した水の妖精は無差別に所員を攻撃するため、中央動力炉への立ち入りを禁ずる。あの穏やかな彼女がまるで狂ってしまったかのようだ。本部に妖精使いの派遣をお願いする」 ●日誌No312「アムルテリアンより妖精使いが派遣され、無事妖精の交換作業が終わる。妖精に無用な負担をかけたことについて叱責を受けるが、もっともなことだ。彼女も我々と同じ所員の一員なのだから」 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 【1-2水質浄化室:2階部(D)】 ◯目標:クーガを排除して部屋の排水操作を行う ☆扉の上に魔動機文明語で「水質浄化室」と書いています。 ☆扉への探索・聞き耳:聞き耳判定4以上で大型の機械が動くような音がします。 ☆部屋の中は明るく、明かりをつける必要はありません。 かなり大きな部屋で、壁や床には大小様々なパイプが設置されており、不完全ながら稼働しているようです。 天井には大きな穴があいていて、空が見えます。 部屋は2階層になっていて、ptは2階にいます。部屋の右奥にあるはしごから1階部に降りれるようですが、今は1階部が全て水没しており、降りるのは無理なようです。 部屋の正面奥にはボタンがいくつかついたパネルが設置されています。 ☆ptが部屋に入ると1体の「二足歩行する魔動機械」がptに反応します。 ☆魔物知識判定に成功するとクーガであることがわかります。 ☆クーガ(BT111、2-272)、知名度10/13 ☆クーガ 10m pt 「警告警告! 直ちに退去せよ! 直ちに退去せよ! ・・・侵入者認識。撃退モードに移行します」 (水没した1階部をよく見ると)配管や何かの魔動機などが水没しているのが見えます。水が濁っているため詳細は分かりません。長い年月の間池のようになり、魚やカエルなどが住み着いています。よく見ると、巨大なカニが2匹泳いでいるのが目を引きます。 ☆魔物知識判定に成功すると、ジャイアントレイククラブ(データはジャイアントクラブと一緒)であることが分かります。 ☆ジャイアントクラブ(BT73、2-252)、知名度11/14 ☆1階部に降りることで戦闘可能です。戦闘の場合は水中で戦うことになります。1階部に下りずに上から魔法・射撃攻撃を行うとすると水の中に逃げてしまいます。 ☆蟹A 5m 蟹B 5m Pt ☆パネルにはいくつかボタンとメーターがついていますが、腐食破損しているためほとんど操作できません。しかし、右下の赤いボタンだけは無事で、操作できるようです。 ☆赤いボタンの下には魔動機文明語で「緊急開放弁1」と書かれており、ボタンの横にはランプが3つ縦に並んでいます。それぞれには開放1、開放2、開放3と書かれています。 ☆赤いボタンを押すと開放1のランプが赤く点灯し、同時に魔動機文明語で「警告! 開放弁稼働します。スイッチ1稼働。残りのスイッチを操作してください」と施設全体にアナウンスが響きます。ボタンから手を離すとランプが消え「開放弁稼働解除」とアナウンスがなります。 ☆開放1、開放2、開放3のスイッチを同時に押すことで、部屋に右部の弁が開き1階の水が排水処理室へと排水されます。 ☆部屋の探索、聞き耳:探索判定6以上で水没した1階部の右側の壁に、水門がついていることがわかります。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 【1-3水質浄化室:1階部】 ◯目標:奥に扉があるのを発見し ☆1階に以降とした場合、水中でジャイアントレイククラブとの戦闘になります。 ☆魔動機や正体不明のパイプなどが水没しているのが見えます。 ☆エルフもしくは水中で動ける魔法を使った場合のみ探索が可能になります。 ☆部屋の探索:探索判定5以上で、奥に扉があるのがわかります。 ☆奥の扉は、水圧によってあけることができません。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 【1-4施設長室(B)】 ◯目標:遺跡廃棄の理由を知り、動力炉の鍵を入手する ☆扉の上に魔動機文明語で「施設長室」と書いています。 ☆扉への探索、聞き耳:目標値8の鍵がかかっています。それ以外の異常はありません。 扉を開くと立派な机が見えます。机には魔動機文明風の服装をした骸が座っており、骸の右手にはガンが握られています。 部屋の壁には書類棚が備え付けられていますが、書類や資料の大部分は朽ちたり風化していて使い物にはならないようです。 壁には肖像画が数枚かかっていますが、こちらも朽ちていて原型を留めていません。 ☆探索判定6以上で机の上から「新しい日誌」を発見できます。また、机の中から「青い鍵」を発見できます(机を探すと宣言すれば、自動で成功します) ☆「新しい日誌」への文献判定7以上で蛮族の侵攻によって遺跡が破棄されたこと、施設長は遺跡の機能が停止することによって都市が水没することを心配していたことがわかります。 ☆☆宝物鑑定判定もしくは「マギティック+知力」7以上で、「新しい日誌」に200ガメルの価値があることがわかります。 ●日誌No356「...アムルテリアンより、近日中に蛮族の大規模な侵攻があると報告がもたらされる。おそらく、侵攻ルートにこの施設があるとのこと。施設員総員退避の命令が下る」 ●日誌No357「はたしてこの施設の機能が停止して、水上都市アムルテリアンは湖に沈まないのだろうか・・・ 他の2つの施設がうまく稼働してくれることに期待しよう。施設員を危険にさらすわけにはいかない。退避するしかないだろう」 ●日誌No359「蛮族どもからこの施設を隠すため、施設を埋める作業を急ピッチに進める。もはや外からは小山にしか見えないはずだ」 ●日誌No360「全機能をオートに切り替える。無人で何日正常運転を保てるだろうか・・・ 動力炉の水の妖精にも負担をしいてしまうことになる。だれかが、鍵で動力を切らなければ、彼女は永遠にあのままだ。」 ●日誌No365「総員退避を終了する。この施設にいるのは、もはや私一人だ。・・・魂だけの存在となろうとも、この施設を守ろう。それが施設長たる者の義務だ」(最後の日誌) ーーーーーーーーーーーーーーーーー 【1-5制御室(C)】 ○目標:排水操作を行う ☆扉の上に魔動機文明語で「制御室」と書いています。 ☆扉への探索・聞き耳:目標値8の鍵がかかっています。それ以外の異常はありません 部屋を開けるとパネルがいくつもあり、パネルにはメーターやランプが点灯しています。ただ、大部分が壊れているようで、ほとんどが動いていません。また、ボタン類もついていますが、そのほとんどが腐食破損しており、動かないか、押しても反応がなさそうです ☆よく見ると、右下の赤いボタンは壊れていないことがわかります。 ☆赤いボタンの下には魔動機文明語で「緊急開放弁2」と書かれており、ボタンの横にはランプが3つ縦に並んでいます。それぞれには開放1、開放2、開放3と書かれています。 ☆赤いボタンを押すと開放2のランプが赤く点灯し、同時に魔動機文明語で「警告! 開放弁稼働します。スイッチ2稼働。残りのスイッチを操作してください」と施設全体にアナウンスが響きます。ボタンから手を離すとランプが消え「開放弁稼働解除」とアナウンスがなります。 ☆部屋の探索、聞き耳:探索判定8に成功すると、「魔動機の部品」を発見できます。宝物鑑定判定7に成功すると、「(探索の達成値-8+1)×100ガメル」の価値があることがわかります。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 【1-6排水処理室】 ◯目標:排水処理を行う ☆扉の上に魔動機文明語で「排水処理室」と書いています。 ☆扉への探索、聞き耳:探索は異常なし。聞き耳5以上で「ぴちゃぴちゃ」と水が滴るような音がします。 扉を開けると、縦に長い部屋が見えます。すぐ右手にはメーターやランプがついたパネルがあり、左手の壁からは管が出ています。管からは水が滴り落ち「ぴちゃぴちゃ」と音がしています。管のすぐ下には水路があり、水を部屋の奥に流す役割があるようです。 部屋の奥には大きな穴があいています。水路はその穴に向かって伸びています。 ☆パネルには赤いボタンがついており、ボタンの下には魔動機文明語で「緊急開放弁3」と書かれており、ボタンの横にはランプが3つ縦に並んでいます。それぞれには開放1、開放2、開放3と書かれています。 ☆よくみると赤いボタンは壊れていないことがわかります。 ☆赤いボタンを押すと開放3のランプが赤く点灯し、同時に魔動機文明語で「警告! 開放弁稼働します。スイッチ3稼働。残りのスイッチを操作してください」と施設全体にアナウンスが響きます。ボタンから手を離すとランプが消え「開放弁稼働解除」とアナウンスがなります。 ☆穴はとても深く、そこは見えません。石などを落とすと数秒して水に落ちる音がします。100mほどあるのではないかと思われます。 ☆管は左側の壁についています。のぞいても真っ暗で何も見えません。明かりや暗視を使えば、何かで塞がれているのがわかります。 ☆部屋の探索、聞き耳:異常はありません ーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーーーーーー 【2排水処理を行う】 ◯目標:排水処理を行い水質浄化室奥の扉を開けれるようにする。 ☆水浄化室、排水処理室、制御室の赤いボタンを同時に押すことによって、水浄化室の水門が開き、水が排水処理室に流れ込みます。 ☆ジャイアントレイククラブが生きている場合、一匹は水浄化質に残り、もう一匹は水と一緒に排水処理室に流されます。それぞれパネルを操作していたPCに襲いかかります。 ☆(水浄化)蟹A 5m PC |(排水)蟹B 5m PC ☆各部屋の移動には1ラウンド必要です。また、制御室から排水処理室までは2ラウンド必要です。 「警告! 開放弁かどうします。スイッチ1、2、3稼働。水門開きます。作業員は注意してください」 ・水浄化室  大きな音を立てて水質処理室から水が流れ出します。徐々に水位が下がり、水没していた魔動機やパイプが見えてきます。 「カニ!?」「カニカニ!?」  水の中を泳いでいた大きな蟹が慌てふためいて動き始めます。一匹はうまく物陰に隠れましたが、もう一匹は水門の向こうに流されてしまったようです。  「カニ!」  怒った蟹は、力強くジャンプをすると、2階部で操作していたPC達に襲いかかります! ・排水処理室  管から吹き出るように水が流れ出します。大量に出た水は水路を通って奈落に落ちて行きます。「ゴゴゴゴー!」っと水の流れる大きな音がします。  ・・・一瞬水が吹き出るのが止まると、勢いよく大きな蟹が流れてきます。  「カ、カニ!?」  目を白黒させていた蟹ですが、ふっとPCの方を見ます。  「カニーー!」  怒り狂った蟹は、操作していたPC達に襲いかかります。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーーーーーー 【3-1水質浄化室:1階部】 ◯目標:鍵を開け、動力炉へ移動する。 ☆排水された状態の1階部です。中央を水路が通っており、その周りには金属製のパイプや、稼働している魔動機が設置されています。 先ほどまでたまっていた水は排水されました。 部屋の中央には水路があり、穏やかに水が流れています。その周りをパイプや魔動機が取り囲んで、低い音を立てています。 魔動機の一部はまだ動いています。 そして、部屋の奥には扉があります。 ☆部屋の探索、聞き耳:異常はありません ☆扉の上に魔動機文明語で「動力炉」と書いています。 ☆扉への探索、聞き耳:探索6以上で達成値8の鍵がかかっているのがわかります。聞き耳5以上で大型の機械が動くような音がします。 【3-2動力炉】 ◯目標:魔動機を停止させ「汚れたウンディーネ」を開放する。魔動機の「核の水晶」を入手し報酬とする。 ☆扉の上に魔動機文明語で「動力炉」と書いています。 ☆扉への探索、聞き耳:探索6以上で達成値8の鍵がかかっているのがわかります。聞き耳5以上で大型の機械が動くような音がします。  大きな魔動機が音を立てて動いています。  魔動機の中心には青白く光る水晶が、まるで心臓が動くかのように光っています。  水晶のすぐ下には鍵穴と赤いボタンがあり、ボタンの上には「動力炉緊急停止ボタン。鍵を操作した上で押すこと」と魔動機文明語で書かれています。  大きな魔動機の前には、3mほどの盾をもった人型の魔動機が置かれています。かなり錆がういています。 部屋に一歩踏み込んだ瞬間、水の粒子がふわりと舞い上がって渦になります。 ーそれとともに漂う生臭い水の臭い。 粒子は美しい女性の姿になります。しかし、その肌は錆のように赤黒く、瞳には輝きのない漆黒の闇。その光のない瞳がPC達を睨みつけます! 「キシャァーー! (私を苦しめるのはお前か!)」 それと同時に、盾を持った魔動機がPCに襲いかかります。 ☆PC達が部屋に入ると、“汚れた”ウンディーネ(ウンディーネ-1)とダグウィがPC達を攻撃します。 ☆汚れたウンディーネ−1(ウンディーネBT142、2-292から、HP-15、命中、回避、魔力、水鉄砲の基準値が−1されたもの)、知名度11/16 ☆ダグウィ(BT113)、知名度12/15 ☆“汚れた”ウンディーネには剣の欠片3つ(HP+15、MP+3)、ダグウィの各部位には剣の欠片2つ(HP+10、MP+2)が入っています。 ☆魔動機 5m 水妖 3m 盾 5m pc ☆魔動機が動いている限り、“汚れた"ウンディーネは手番の最初にHPが完全に回復し、気絶状態から回復します。 ☆汚れたウンディーネが上記の方法で回復した場合、PCは冒険者レベル+知力で目標値10の判定を行ってください。 成功すると、汚れたウンディーネの回復と同時に魔動機が光っていることに気がつくことができます。 ☆魔動機に鍵を差し込み、ボタンを押すことで魔動機は停止します。それ以上“汚れた”ウンディーネが回復することはありません。 ☆魔動機に鍵を差し込みボタンを押すのは主動作です。魔動機に隣接していないとできません。 ◯◯の攻撃によって、ウンディーネは水の粒子に戻ります。 きらきらと光を反射しながら、粒子は空気にとけていきます。 「ーーーありがとう」 そんな声が、みなさんの頭の中に響きます。 ☆水晶は取り外すことができます。宝物鑑定もしくはマギティック+知力8以上で、1400ガメル×人数の価値があることがわかります。 ☆部屋の探索、聞き耳:異常ありません ーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーーーーーー 【リザルト】 ☆経験点は基本を1000とします。 ☆それにくわえて倒した魔物の経験値をくわえます ☆クーガ(30)、ジャイアントレイククラブ(40×2)、ダグウィ(40)、ウンディーネ−1(60) ☆報酬は遺跡内で手に入れたものに戦利品の金額をくわえます。 ☆剣の欠片は、ウンディーネ3つ、ダグウィ2つの計5つです