知能:高い　知覚:五感（暗視）　反応:敵対的
言語:汎用蛮族語、アンドロスコーピオン語、魔動機文明語、交易共通語　 生息地:砂漠、遺跡
知名度／弱点値:19／23　弱点:物理ダメージ＋２点
先制値:20　移動速度:26
生命抵抗力:17(24)　精神抵抗力:17(24)

部位数:4（上半身／ハサミ×２／下半身）　コア部位:上半身

〆魔動機術１２レベル／魔力１６（２３）

〆銃撃／１６（２３）／回避力／消滅
　銃による射撃攻撃を行います。射程は５０ｍで装弾数は２として扱います。

○精密射撃＆鷹の目
　乱戦に飛び道具を打ち込んでも誤射しません。また、遮蔽越しに射撃攻撃を行えます。

☑盾に隠れる
　［部位：上半身］の防護点を＋５点します。同時に、「〆銃撃」の達成値に－２のペナルティ修正を受けます。

☑デュアルアクション
　１回の主動作で魔動機術の行使と「〆銃撃」の両方を行えます。

〆双鋏の一撃／１６（２３）／回避力／消滅
　自身の存在する乱戦エリア内の敵１体に、２つのハサミで防具ごと斬り裂いて【２ｄ＋３０】点の物理ダメージを与えます。
　同時に、対象の防具による防護点を－３点します。この効果は恒久的に累積（最低０）しますが、『減少した防護点×３００』ガメル支払う事で修復できます。
　この能力は両方の［部位：ハサミ］が行動できないと使えません。また、この能力を使ったら、両方の［部位：ハサミ］の行動が終了します。

▼上半身をかばう
　［部位：上半身］が、近接攻撃、射撃攻撃、「形状：射撃」の魔法、他これに準じる攻撃の対象となった時、そのダメージと被る悪影響を肩代わりする事ができます。
　この時、［部位：ハサミ］はそれらの攻撃に対する生命・精神抵抗力判定は行わず、ダメージや効果を避けたり軽減する事はありません。
　両方の［部位：ハサミ］が１ラウンドに１回ずつ、任意で使用する事が出来ます。
　「形状：基点指定」であったり、範囲に影響を及ぼす魔法や能力に対しては、「▼上半身をかばう」の効果は発揮されません。

▽猛毒の注入／１８（２５）／生命抵抗力／消滅
　尻尾の攻撃が命中した場合、対象に「１５」点の毒属性の魔法ダメージを与えます。

○六足の支え＆足さばき
　下半身から伸びる六本の足が、しっかりと身体を支えています。
　［部位：下半身］のＨＰが０以下になるまで、この魔物は転倒する事がなく、常に壁などに対して移動を行う事ができます。
　また、この魔物の制限移動は一律１０ｍまで移動出来るものとして扱います。

○攻撃障害＝＋４・なし
　巨体の蠍部分が攻撃を妨げます。
　［部位：上半身］は近接攻撃に対する回避力判定に＋４のボーナス修正を得ます。
　［部位：下半身］のＨＰが０以下となった場合、この能力は失われます。

　スコーピオンジェネラル（ＢＴ⇒５２頁）の中でも特に優れた個体であり、スコーピオン種だけでなく、蛮族軍の大将格として存在しています。
　サソリの下半身はジェネラルのものより更に強靭となり、壁や天井にも足先を突き刺して移動する事を可能としています。
　装備する武器や防具は上級品を更に専用化したものであり、銃仕込みの盾も命中精度・頑丈さ共に高水準となっています。
　その技術の中でも特筆すべきは、「デュアルアクション」と呼ばれる彼ら独自の魔動機術です。
　銃撃と行使を同時にこなす彼らは、戦場に１人存在するだけでも一部隊以上の脅威となるでしょう。