【魔法生物】
15
クアドリガ
知能:低い 知覚:機械 反応:敵対的
言語:魔動機文明語  生息地:不明
知名度/弱点値:19/21 弱点:氷属性ダメージ+3点
先制値:17 移動速度:22
生命抵抗力:19(26) 精神抵抗力:17(24)
攻撃方法 命中力 打撃点 回避力 防護点 HP MP
なし(頭部)--16(23)107811
なし(排熱器官)--17(24)76920
体当たり(前半身)16(23)2d+1915(22)2510012
ミサイルポッド(後半身)18(25)2d+1616(23)128528
踏みつけ(脚部)17(24)2d+1816(23)14948
部位数:5(頭部、排熱器官、前半身、後半身、脚部) コア部位:なし
特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 ☑:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
●全身
火属性耐性
 火属性のダメージを受ける時に、自動的に半減します。抵抗により半減されるダメージの場合、抵抗に成功すれば、さらに半減(合計1/4)してダメージを計算します。
 ダメージ以外の火属性による効果をいっさい受けません。

防衛システム作動
 非常時のために取り付けられたシステムによって、窮地に陥るほど出力のリミッターが解除されます。
 一つの部位のHPが0以下となるたびに、この魔物のあらゆる行動判定に+1、与える物理ダメージ・魔法ダメージに+2点のボーナス修正が加わります。
 この効果は累積し、それぞれ行動判定は+4、ダメージは+8がボーナス修正の上限値となります。

●頭部
音波感覚器
 髑髏の様な形状の頭部は、高性能な音波ソナーを搭載しています。
 この魔物は、戦闘特技《精密射撃》《鷹の目》を習得しているものとして扱い、知覚を阻害するあらゆるペナルティを受けません。
 [部位:頭部]のHPが0以下になっている時、またはこの魔物を範囲に含む何らかの呪歌が発動している間、この能力は失われます。

セルフメンテナンス
 自身に備え付けられた修復機能を作用させ、破損した部位を復活させます。
 [部位:頭部]を除いたいずれかの部位のHPが0以下の時、HPを【30】点まで回復させます。復活した部位は、次の手番から行動し始めます。
 この能力は連続した手番には使用できません。

●排熱器官
排熱効率上昇
 自身の行動により起こる熱を、効率的に冷却する事ができます。これにより、備え付けられた各機能を効率良く使用することができます。
 特殊能力『〆セルフメンテナンス』『〆トマホークミサイル』が、連続した手番にも使用できるようになり、『○ミサイル』の装填が補助動作で行われるようになります。
 この能力は、[部位:排熱器官]のHPが0以下になった場合のほか、火属性攻撃を受けた場合、次の手番の終了時まで失われます。

修復=8点
 手番の終了時、[部位:排熱器官]を除いた全ての部位のHPを8点回復します。
 [部位:排熱器官]のHPが0以下となっている時、この能力は失われます。

攻撃障害=+2・なし 高さと小ささが攻撃を妨げます。
 [部位:排熱器官]は、近接攻撃に対する回避力判定に+2のボーナス修正を得ます。

繊細な戦利品
 [部位:排熱器官]を最後に破壊した場合、戦利品『戦王耐衝体』を入手できます。

●前半身・後半身・脚部
機械の身体
 刃を持った武器からクリティカルしません。

轢き潰す/15(22)/回避力/消滅
 一直線に突進し、進路にあるものすべてを轢き殺します。「射程/形状:66m/突破」で、対象に【2d+39】点の物理ダメージを与えます。
 この能力に対しては、戦闘特技《かばう》や《カウンター》は効果の適用外となります。
 この能力は地上を全力移動が出来る状態であり、[部位:前半身・後半身・脚部]の一つの部位でも主動作を終わっていた場合は使えません。また、使用した場合はそれら全ての主動作が終了します。

●前半身
トマホークミサイル/18(25)/生命抵抗力/半減
 前面装甲を開き、内部に備えられた巨大弾頭を発射します。弾速こそ遅いものの、誘導性が高く爆風も大きいために回避は困難です。弾頭は体内で生成されているようです。
 「射程/形状:50m/射撃」として扱い、着弾点から「半径6m/20」の対象に【2d+25】点の火属性魔法ダメージを与えます。
 ただし装甲を開く関係上、発射から次の手番まで、[部位:前半身]の防護点は-20(最低0)されたものとして扱います。
 この能力は連続した手番には使用できません。

火炎噴射/15(22)/生命抵抗力/半減
 自身を動かす燃料を気化し、燃焼させ火炎嵐を発生させます。
 自身を中心とした「半径3m」内にいる全てのキャラクターに【2d+12】点の火属性魔法ダメージを与えます。
 この能力を使用すると、[部位:前半身]のMPを6点消費します。

攻撃障害=+2・なし 大きさが攻撃を妨げます。
 [部位:頭部]及び[部位:排熱器官]は近接攻撃に対する回避力判定に+2のボーナス修正を受けます。
 [部位:前半身]のHPが0以下となっている間、この能力は失われます。
 また、飛行・浮遊・<剣の加護/風の翼>などの効果を受けているキャラクターは、この能力の影響を受けません。

●後半身
ミサイル
 ミサイルポッドは装填数3、射程30mのカテゴリ<ガン>の武器として扱います。

装填
 ミサイルポッドのミサイルを完全に装填します。弾頭は体内で生成されます。

集中型ミサイル
 高い誘導性を持たせたミサイル群を1体にまとめて発射し、確実に損害を与えます。この能力を宣言した場合、ミサイルポッドによる攻撃は「必中」であるものとして扱います。
 この能力を使用するには、ミサイルポッドに3発のミサイルが装填されている必要があり、またその全てを同時に消費します。

拡散型ミサイル
 複数のミサイル群を周囲に撒き散らし、自身に群がる敵をまとめて焼き散らします。この能力を宣言した場合、ミサイルポッドによる攻撃は自身を中心とした「半径3m」に行われます。
  この能力を使用するには、ミサイルポッドに3発のミサイルが装填されている必要があり、またその全てを同時に消費します。

●脚部
両足踏みつけ
 両方の前脚を使い、踏みつけを2回行います。対象は、必ず異なる2体のキャラクターでなくてはなりません。

攻撃障害=+2・+2 高さと動きが攻撃を妨げます。
 [部位:頭部]及び[部位:排熱器官]は近接攻撃・射撃攻撃に対する回避力判定に+2のボーナス修正を受けます。
 [部位:脚部]のHPが0以下となっている間、この能力は失われます。

擱座&装甲機能破損
 [部位:脚部]のHPが0以下となっている間、全ての部位は回避力に-2のペナルティ修正を受けます。
 また、前面装甲を展開するための機能が破損してしまい、[部位:前半身]の防護点が-20(最低0)されます。

戦利品
自動 戦王頭(2800G/赤金S)
自動 戦王耐衝体(7200G/赤黒金S)
2~8 潤滑油(800G/黒S)
9~12 戦王感覚器(3200G/赤金S)
13~ 戦神砲(6400G/赤金S)
解説
 全長5m、全高3m、総重量14トンを誇る巨大な魔法生物。頭部と思しき場所には人間の骨のような上半身を持ち、戦車のような装甲を身に纏っている。機動性を重視した四足には無限軌道も搭載されており、悪路や山道も苦とせず進む事が可能。
 魔動機文明後期に造られた決戦兵器であり、現在はロストテクノロジーと化した『ミサイル』を代表した技術をふんだんに使用している。従来の視覚素子よりもソナーレーダーを重視しており、特定の音をトリガーとして攻撃対象から自軍を外す事も可能であるなど、戦場に投入された際は「戦王」とされる程の成果を挙げたとされる。
 だが、現在ではその姿を殆ど見る事はできない。歴史書にも活躍の言はあれど、その行き先は描かれぬままである。一説によれば開発コストがかかり過ぎた為に後続の生産が断念されたとも、暴走により人族に牙を剥いた為に封印されたとも言われているが、真相を知る者は誰も居ない。
作成者:どんこ
最終更新 : 2014/02/08-14:02:35

>>テキスト版

戻る
データ更新:pass 

「ソード・ワールド2.0」は、北沢慶及びグループSNEの著作物です。
ゆとシートM for SW2.0 ver2.05 - ゆとらいず工房