知能:低い　知覚:魔法　反応:敵対的
言語:なし　 生息地:下水道など
知名度／弱点値:13／18　弱点:炎属性ダメージ＋３点
先制値:14　移動速度:17
生命抵抗力:15(22)　精神抵抗力:13(20)

部位数:3（胴体、左頭、右頭）　コア部位:なし

○水中適性
　水中での行動にペナルティを受けません。

○柔らかい身体
　打撃武器の物理ダメージに対して、防護点を＋５点します。
　また、格闘武器<投げ>や絡み武器、それに準ずる攻撃の対象にできません。

○汚染毒の身体
　この魔物を攻撃したり、攻撃を受けた武器や防具は、１２時間後には汚染されて使い物にならなくなります。
　１２時間以内にワインなどのアルコールで洗浄すれば、この効果を受けずに済みます。

○汚染物質６６６／必中
　様々な廃棄物を取り込んだこの魔物は、近くに存在する生命体を問答無用で汚染し続けます。
　この魔物と同じ乱戦エリアにある対象は、ラウンドの開始時に【最大ＨＰ／１０（端数切捨て）】点の毒属性魔法ダメージを受けます。

▽汚泥の取り込み
　この魔物に武器で攻撃した時、威力判定でクリティカルした場合、柔らかい身体に武器が埋まってしまい、使用できなくなります。
　抜くためには『冒険者レベル＋筋力ボーナス』で、【攻撃した命中達成値】を目標とした判定に成功しなければなりません。抜く動作は主動作です。
　また、武器から手を離せば本人は自由に動くコトができます。

〆光化学ボム／１２（１９）／生命抵抗力／半減
　濃縮した有害物質をまき散らして、「射程３０ｍ」「半径３ｍ／１０」の対象に【２ｄ＋５】点の毒属性魔法ダメージを与えます。
　抵抗に失敗した場合、さらに１分（６ラウンド）の間、手番の終了時に【５】点の毒属性ダメージを与えます。
　この効果は累積しませんが、抵抗に失敗し続ける限りダメージを受ける時間は更新されます。

〆水銀コバルトカドミウム／１４（２１）／生命抵抗力／消滅
　公害ヘドロを浴びせて、同じ乱戦エリアに居る任意の対象に【２ｄ＋８】点の毒属性ダメージとともに、何らかの状態異常を与えます。
　与えられる状態異常は１ｄを振り、その出目によってランダムに決定されます。
　この能力は毒属性として扱います。また、連続した手番に使用する事が出来ません。
　【水銀コバルトカドミウムにより引き起こされる状態異常】
　　１～２．致命毒
　　　　　　３０秒（３Ｒ）の間、生命力・精神力が－６点されます。（０以下にはなりません）
　　　　　　この効果は累積します。
　　３～４：麻痺毒
　　　　　　３０秒の間、補助動作が不可能になります。また、命中力・回避力に－１のペナルティ修正を受けます。
　　　　　　この効果は累積します。
　　５～６：昏睡毒
　　　　　　抵抗に失敗した場合、即座に睡眠状態に陥ります。
　　　　　　この時、睡眠は他者が主動作で揺り起こすか、【アウェイクン】などの気絶を回復する手段によって解除されます。

☆毒性再生
　ＨＰが０以下になっている［部位：左頭］［部位：右頭］のＨＰを１にし、覚醒させます。
　その［部位：頭］は、直後から行動できます。
　この能力は１ラウンドに１回しか使用できません。

〆ガスプレッシャー／１３（２０）／生命抵抗力／半減
　高圧ガスを「自身を中心とした半径３ｍ」へと吹き付け、【２ｄ＋１２】点の無属性魔法ダメージを与えます。
　また、生命抵抗判定の達成値が「１３」以下だった場合、その対象は手番の終了時に【８】点の毒属性魔法ダメージを受けます。
　この能力は連続した手番には使用できません。

▽猛毒の注入／１３（２０）／生命抵抗力／消滅
　噛み付きの攻撃が命中させ、【１】点以上の適用ダメージを与えた場合、対象に【２ｄ＋８】点の毒属性魔法ダメージを与えます。

▽スライミィバインド／１２（１９）／生命抵抗力／消滅
　頭突きの攻撃が命中した場合、生命抵抗力判定を行います。失敗すると移動ができなくなり、この魔物の手番が終わるたびに【２ｄ＋５】点の毒属性魔法ダメージを与えます。
　対象は、自身の手番に、１回だけ生命抵抗力判定を行う事ができ、これに成功したら脱出されます。この判定は主動作として扱います。
　また、この能力で捕える事ができる対象は３体までです。

　全長６ｍ、全高３ｍ。身体の中に猛毒の廃液が多量に入った、多頭の怪獣です。
　元はミラボア下水道の貯水池に発生した小さなブロブだったと思われますが、時間を経るうちに様々な廃棄物を取り込み、ここまでの大きさに育ったようです。
　現在は育ち過ぎた為に下水の排水を阻害する原因になっており、汚泥そのものとなった身体で貪欲に栄養を欲し続けています。
　『光化学ボム』で毒素が詰まったヘドロをまき散らし、『水銀コバルトカドミウム』に侵されればただではすみません。
　更に内部で発生した腐敗ガスを『ガスプレッシャー』として放出、粘液に囚われれば『スライミィバインド』によって、取り込み吸収しようとしてきます。