知能:低い　知覚:魔法　反応:敵対的
言語:なし　 生息地:遺跡、迷宮
知名度／弱点値:21／25　弱点:炎属性ダメージ+3点
先制値:21　移動速度:5
生命抵抗力:22(29)　精神抵抗力:20(27)

部位数:4（胴体/触手*3）　コア部位:なし

○柔らかい身体
　打撃武器から受けるダメージに対しては、防護点が「10」点高いものとして扱います。
　「投げ」やそれに準じる攻撃方法の対象となりません。

○酸の身体
　この魔物を攻撃した武器や、この魔物から攻撃を受けた防具は、24時間後に溶けてなくなります。
　24時間以内にワインなどのアルコールで洗浄すればこの効果を受けずに済みます。

○酸の領域
　この魔物が存在する周囲に自らの身体を浸透させ、存在するブロブを強化します。
　同時に範囲内の「ブロブと名のつく魔物」以外のキャラクターに、足場の悪いことによるペナルティ修正を与えます。
　半径30m内に存在するこの魔物自身を除く全ての「ブロブと名のつく魔物」は以下の修正を受けます。
　[移動速度：+5m][命中力：+3[打撃点：+6][回避力：+3][生命抵抗力：+3][精神抵抗力：+3]
　[全ての特殊能力の基準：+3][全ての特殊能力におけるダメージ：+3]
　[○不定形の身体：戦闘特技「影走り」と同様の効果を持ちます。この能力を持つ魔物が2部位以上の場合、この効果は自動的に失われます。]

○擬態／22／危険感知／消滅
　水やそれに類した液体に擬態しています。
　擬態中はこの魔物に対し、魔物知識判定を行うことはできません。
　不用意に接近した場合、目標値22の危険感知判定を行い、失敗したら不意打ちを受けます。
　行動を開始したら、擬態は自動的に解除されます。

○繊細な戦利品
　この魔物が炎属性のダメージを受けるたび、その回数を記録しておきます。
　戦利品の決定を行う時、記録された回数だけ出目がマイナスされます。

○再生=30点

○2回行動
　1ラウンドに主動作を2回行えます。

▽取り込み／20(27)／生命抵抗力／消滅
　胴体による攻撃が命中した場合、対象を体内に取り込みます。
　対象は移動および主動作がいっさいできなくなり、この魔物の手番終了時ごとに「2d+10」点の魔法ダメージを受けねばなりません。
　対象は、自身の手番に一回だけ生命抵抗力判定を行うことができ、これに成功すれば脱出できます。
　この判定を行ったら、結果にかかわらず、手番は即座に終了します。

〆ブロブ生成
　自身よりブロブを生み出します。
　自身のレベル未満の「ブロブと名のつく魔物」を1体を自身と同座標に作り出します。
　その時、その魔物のレベルと同じ数値だけこの部位のHPを消費します。
　生成されたブロブはこの魔物の手番終了直後から行動することができます。
　この能力は1Rに一度のみ使用でき、連続した手番には使用できません。

〆酸のブレス/20(27)/生命抵抗力/半減
　「射程:30m」「形状：射撃」で「半径5m/10」の範囲に酸を撒き散らし、対象に「2d6+20」点の毒属性魔法ダメージを与えます。
　この能力は1Rに一度のみ使用でき、連続した手番には使用できません。

○長い触手
　触手での攻撃は、乱戦エリアや遮蔽を無視して、30m以内の任意のキャラクターを対象として行うことができます。

▽絡みつき
　触手が命中した場合、対象に絡みつきます。
　対象は移動ができなくなり、命中力・回避力・行使判定に-2のペナルティ修正を負います。
　また、次の手番から、この魔物の全ての部位の攻撃は自動的に対象に命中します。
　絡みつかれた状態から対象が脱出するには、引き剥がし処理を参照にしてください。
　一つの対象に絡みついている間は、他の対象に攻撃を試みることはできません。
　この魔物自身が絡みつきを解除するのは、補助動作で可能ですが、一般にそれは行いません。

触手の生えた透明なブロブです。
その身体はとても柔らかく形を保つことは可能ですが、基本的には水槽のようなものに入っています。
魔動文明時代にとある研究者が、もっと効率的にブロブを使用できないかと試行錯誤した結果、大きなブロブを作り出し、そこから様々なブロブを生み出せばいいのではないだろうか、という指針の元魔改造された個体です。
この魔物から生み出されるブロブは全て透明ですが、毒をばらまく個体や有害物質を取り込んだ個体、或いは魔動機を装着した個体などであっても再現し作り出すことが可能です。