知能:動物並み/命令を聞く　知覚:五感(暗視)　反応:敵対的
言語:なし　 生息地:砂漠、蟻地獄
知名度／弱点値:17／20　弱点:水・氷属性ダメージ+3点
先制値:16　移動速度:20
生命抵抗力:15(22)　精神抵抗力:13(20)

○共有士気
　自身が存在する乱戦エリア内に別のソルジャーアントがいる場合、そのすべての打撃点を+2します。
　この効果は累積しません。

〆蟻酸/13(20)/生命抵抗力/消滅
　自身の存在する乱戦エリア内の敵1体に酸を吐き付け、【2d+12】点の毒属性の魔法ダメージを与えます。

☑▽赤蟻の攻勢
　体色が赤であるソルジャーアントは、攻撃に秀でた能力を持っています。
　特殊能力【▽連続攻撃】、戦闘特技《全力攻撃》《インファイト》を習得しています。

☑緑蟻の守勢
　体色が緑であるソルジャーアントは、守備に秀でた能力を持っています。
　戦闘特技《かばうⅡ》《鉄壁》を習得しており、防護点が6点高いものとして扱われます。

〆黒蟻の救援
　体色が黒であるソルジャーアントは、腹部に溜め込んだ蜜を分け与える事で周囲の蟻を助けます。
　自身のHPを【1～50点(最大で現在HP-1点まで)】の任意の点数消費し、その点数だけ同じ乱戦エリアにいる任意のキャラクター1体のHPを回復します。

　砂漠の地下に営巣していると見られる、体長1m弱ほどになる巨大な蟻です。この項目では同一の種として扱っていますが、赤、緑、黒の三色の体色を持ち、それぞれに異なった特色を持っています。
　赤色の個体は、人族に敵対的なこの種においても特に攻撃的な性質を持っており、これと決めた獲物がいた場合は狩りが終わるか、自身が死ぬまで執拗につきまとい、攻撃を繰り返します。
　緑色の個体は、他2種の護衛として群れに紛れている事が多く見られます。その性質は守りに特化しており、堅く進化した甲殻によって我が身を盾としている姿が確認されています。
　黒色の個体は、大きく肥大した腹という特徴的な姿を持っています。その中には彼らが溜め込んだ蜜が詰め込まれており、この蜜を分け与える事で傷ついた同族を癒やす力を持っているようです。
　いずれにせよ新種であるこの魔物ですが、独自の社会を持っていると考えられ、兵隊アリである彼らにも役割が与えられている以上、その巣の中では更に多くの分担がなされていると思われます。
(文責:カプラ=D=フォルテ)