名前:アイル=B=バック 種族:コボルド 生まれ:錬金術師 年齢:23 性別:男 穢れ値:1
【外見】 茶色のブルドッグ がっしりとした体型 強面
【経歴】 死者と会話したことがある 妖精と友達だった 蛮族の中の特定の種族が嫌い
【プロフィール】
アイルは逃亡奴隷の一人だった。 蛮族社会の底辺として酷使され、罵倒され、非常食としての生命の危険を常に孕んでいた。 そんな日常に耐え切れず、10年前に、仕えていた上位種の蛮族の元から逃亡を図ったのだった。 逃亡は完全に成功した訳ではなかった。途中で気付かれ、追っ手がかかり、身体中に矢傷や銃弾を受けながら 必死で逃げた。 渓谷を走っている時、足を踏み外し、下を流れる急流に飲み込まれた。
・・・身体に触れられている感覚に、うっすらと目をあけると、視界にはまだ幼い人間の少女が映っていた。 アイルが傷が疼く身体をゆっくりと起こすと、ビクっとして一旦傍を離れたものの、恐る恐るこちらを見つめ 危害を加える気がなさそうだと判ると、こわごわと近寄ってきた。 少女はエイリアと名乗り、ここから近い村に住んでいるのだと教えてくれた。
数日後、村で暮らすアイルの姿がそこにはあった。 エイリアにもたれかかるようにして村を訪れたアイルを見て、村人達が当初畏怖の叫びをあげた事は 無理からぬ事だった。底辺とはいえ、コボルドも立派な蛮族なのだから。 それでも、エイリアがこの犬さんは大丈夫、と皆を説得し、アイルも地に膝をついて村に置いて欲しいと 懇願すれば、村人達は渋々ながらアイルを受け入れてくれた。 村の共用の馬小屋の端を利用するように村人から勧められ、この村でのアイルの生活が始まったのだった。
月日は流れる。 幼かったエイリアは大人の仲間入りをしようかという歳になり、アイルはコボルドとしての最盛期を 過ぎて、ゆっくりと老いに入ろうとしていた。 10年間、村の役に立とうと懸命に働いてきたアイルを、村人達も段々と重宝するようになり 正式な村の一員として認められるようになっていた。 少し前に千年祭の始まりによってこの村を訪れたフィーとも、妖精と蛮族という関係がら最初は 随分と嫌われたものの、徐々に微妙な友好関係を構築していった。 こんな風に、穏やかに老い朽ちていくなら悪くはないな。そう、アイルは思っていた。 だが、そんなアイルのささやかな望みは叶わない。
「蛮族だ!蛮族が攻めてきたぁ!!」 村人の叫びが響く。 ビクっとしてアイルが声のした方をを見渡せば、遠めに砂煙が巻き上がるのを確認できた。 それは瞬く間に村に迫り、その存在がゴブリンである事をアイルに悟らせた。 1匹2匹ではない。何十匹という数、種類もただのゴブリンだけではなく、数多の上位種と思しき 存在が見受けられた。村は一瞬で惨劇の場と化した。 人々は切り刻まれ、叩き潰され、穢され、蹂躙される。
アイルは村人を守ろうと、必死になって戦った。本来なら自分より格上の存在であるゴブリン相手に 全身血まみれになりながらも、一匹、また一匹と討ち倒していった。 それは何匹目だっただろうか?アイルがまた一匹、とゴブリンを倒した顔を上げた時に視界に映ったもの・・・ それは、衣服はぼろぼろになり、全身から血を流してぐったりしているエイリアと、その頭部を掴んで 引きずりながら哄笑している、3匹のゴブリン達だった。 一瞬、意識が真っ白になり、そして全身の血液がマグマにでもなったかと思うほど、カッと熱くなった。 「貴様らぁッッ!! 激しい怒号と共に一気に三匹との距離を縮め、うち一匹に殴りかかる。 突然の襲撃に反応が遅れたその一匹は、アイルの渾身の一撃を受けてその場に崩れ落ちる。 残った二匹は、どうにか態勢を整えてアイルを迎え撃つ。 一匹が振り下ろした棍棒を華麗なステップでかわし、その顔面に強烈な蹴りを叩き込む。 もう一匹が突いてきたナイフを握る手の手首を掴み、もう片方の手で相手の喉元を掴みながら 身体を内側に滑り込ませ、背負い投げの要領で相手を脳天から地面に叩き落した。
短いが、激しい戦いを制したアイルがエイリアの傍に駆け寄る。 エイリア・・と呼びかけると、焦点の定まらなかった彼女の目が、かろうじてアイルを捉える。 ふっと、安心したかのようにかすかに微笑むような形に口が動いたが、その口から言葉が発せられる 事はなく、ゆっくりとまぶたが閉じていった・・・・。
「う、ぐ、おおぉぉぉぉあぁ!!」 悲しみの咆哮があがる。視界が赤く染まり、満足に頭が働かなかった。目に入るゴブリン共に 片っ端から突っ込んでいく。殴り、殴り返され、蹴り、斬られ。 既にもう・・・体力の限界を超えている身体は、徐々に・・・徐々に、アイルの意識を奪っていった・・・。
目をあけると、そこは川岸だった。川幅は広く、対岸は見えない。 うっすらと靄がかかる視界を動かすと、少し先の方に船が泊まっていた。船頭と思しき老婆が船の縁に 腰掛けている。 乗り場には、アイルが良く知った顔ぶれを見かける。村の人々だ。 そして、その村人の中には・・・エイリアもいた。 生きていたのか!良かった・・・と、安堵の吐息をもらす。 随分重く感じる身体をよいしょ、と気合を入れて立ち上がらせ、自分も一緒に行こうと船着場に向けて歩き出す。 するとエイリアもアイルに気付き、列を抜けて近寄ってきた。 「エイリア・・・・」 「アイル・・・貴方はこちらに来てはダメ。一緒には行けないの」 エイリアは、アイルに来てはいけないといった。 思いかけない拒絶にどうして・・・?という顔をすれば、エイリアは悲しそうに微笑む。 「だって、貴方はまだ生きているから。あの船は、死後の世界に導く船だから」 どくん、と、アイルの心臓が脈をうった。 少し屈んで、そっとアイルの首にエイリアが抱きつく。 「ずっと・・・ずっと言えなかった事があるの。貴方は私よりもずっと早く死んでしまうはずの人だったから・・・。 貴方のことが好き。いつからかもう判らない・・・・気がついた時にはもう好きになっていたの」 つぅ、と、アイルの頬を涙が伝う。 「お願いアイル。生きて。私の分までずっと、ずっと・・・」 強くぎゅうっと抱きしめて、そしてゆっくりと離れる。アイルの顔を見て微笑んで、そして踵を返して 渡し舟の列に戻ってゆく・・・。 アイルの目から、とめどなく涙が溢れてくる。視界がどんどんぼやけてゆき、そして何も見えなくなった・・・。
ゆっくりとアイルが目をあけると、そこにはフィーの顔があった。 彼(女?)は、冒険者に救援を求める為、エーテルの街へとひた走っていたのだった。 救援妖精を受け、フィーに案内された冒険者達が村に駆けつけた時には、既にそこに立つのは ゴブリン族だけだったという。 ゴブリン達は、冒険者によって駆逐された。 彼(?)は、日々を共にした村人達の変わり果てた姿を、悲痛な思いになりながらも 誰か一人でも二人でも、生き残ってはいないだろうかと村中を見て周り、そして僅かに息の残っている アイルを見つけたのだという。
これからどうするのか、と、フィーに問われ、アイルは答えた。 「俺はエーテルに行く。エーテルに行って冒険者になる。もう二度と、目の前でこんな惨劇を 繰り広げさせるものか」 強い意志でそう言いきった。 そして、言葉には出すことなく「ゴブリン共、許すまじ」と、ゴブリン族に対する復讐を誓ったのだった。
――――――――――――――――《基本能力値》――――――――――――――――― 【基本ステータス】 冒険者レベル:5 総経験点:9830 未使用経験点:330
最大HP:44 最大MP:12 生命抵抗力:7 精神抵抗力:7
初期能力値/成長/装飾品/現能力値(能力値B) 器用_17+01+01=19(+3) 敏捷度16+01+00=17(+2) 筋力_10+00+02=12(+2) 生命力12+02+00=14(+2) 知力_13+00+00=13(+2) 精神力10+02+00=12(+2)
制限移動:3m 移動力:16m(敏捷度m) 全力移動:48m(移動力×3)
【種族特徴】 [種の限界]あらゆる冒険者技能の習得上限Lv5 [軽視]攻撃や特殊能力の対象を自分から他のPCへ変更。1戦1回 [小さな匠]非戦闘時の器用度基準判定+2。一般技能合計Lv15習得可
【取得言語】 交易共通語(話/読) 汎用蛮族語(話/読) 魔道機文明語(話/読)
――――――――――――――――《技能と判定》―――――――――――――――――― (必要のない項目は削除してください) 【冒険者技能】 取得冒険者技能: アルケミスト1 グラップラー5 エンハンサー1 レンジャー2
戦闘特技(イグニスブレイズ前) Lv1:防具習熟/非金属鎧 Lv3:武器習熟/格闘 Lv5:頑強
戦闘特技(イグニスブレイズ後) Lv1:防具習熟A/非金属鎧 Lv3:武器習熟A/格闘 Lv5:頑強
=================== 自動取得戦闘特技(取得条件) 《追加攻撃》グラップラー1 《投げ攻撃》グラップラー1 《鎧貫き》 グラップラー5
【戦士系技能】 基本命中力:2d6+8(戦士系技能レベル5+器用度B3) 基本回避力:2d6+7(戦士系技能レベル5+敏捷度B2) 追加ダメージ:7(戦士系技能レベル5+筋力B2)
【アルケミスト技能】 取得賦術 Lv1:バークメイル(消費:緑) 賦術の行使判定:2d6+3(アルケミスト技能レベル1+知力B2) 見識or文献or薬学判定:2d6+3(アルケミスト技能レベル1+知力B2)
【エンハンサー技能】 取得練技: Lv1:ビートルスキン(防護+2)
【レンジャー技能】 危険感知判定:2d6+3 (レンジャー技能レベル1+知力B2) 応急手当判定:2d6+4 (レンジャー技能レベル1+器用度B3) 聞き耳判定:2d6+3 (レンジャー技能レベル1+知力B2) 探索判定:2d6+3 (レンジャー技能レベル1+知力B2) 救命・魔香草回復量:+4 (レンジャー技能レベル1+器用度B3) ポーション類回復量:+3 (レンジャー技能レベル1+知力B2)
――――――――――――――――《アイテム類》―――――――――――――――――― 【装備品・武器】 武器名:ハードノッカー 用法:1H 必要筋力:5 カテゴリ:格闘B 命中力判定:2d6+9(基本命中力8+武器補正1) 基本ダメージ:r10@10+7 備考:
【装備品・防具】 防具名:クロースアーマー 必要筋力:1 カテゴリ:非金属鎧B 防護点:2 回避補正:__
回避力判定:2d6+6(基本回避力6+防具補正) 合計防護点:3(鎧防護点2+戦闘特技1+)
【装飾品】 装備部位/装飾品名称(効果説明など) 頭 : 耳 : 顔 : 首 :ポーションインジェクター(ヒルポ装填) 背中 : 右手 :巧みの指輪(器用+1.壊す事で一時的に+13) 左手 :怪力の腕輪(筋力+2.壊す事で一時的に+14) 腰 :ブラックベルト 足 : その他 :アルケミーキット
【所持品】 冒険者セット(背負い袋/水袋/毛布/松明x5/火口箱/ロープ10m/ナイフ) くさび*10 フック 保存食*6 蒸留酒*1瓶 セスタス
《特定技能用アイテム》
《消耗品》
《ポーション・薬草類》 アウェイクポーション*1 ヒルポ*2 魔香草*2
《マテリアルカード》 緑B*10 緑A*4
【未装備装飾品】
【フレーバーアイテム】
【所持金】 1528G
―――――――――――――――――《その他》――――――――――――――――――― 【名誉点】 総名誉点:103 所持名誉点:103
【名誉アイテム】
【コネクション】 “ノエル家長女”キャス・ノエル(顔見知り/0点)任意取得 “ノエル家次女”ジェナ・ノエル(顔見知り/0点)任意取得 “ノエル家末女”アルマ・ノエル(顔見知り/0点)任意取得
【一般技能】
【セッション履歴】
1.【9/27夜卓】今朝田んぼ見に行ったら遺跡が生えてたんだが【3k-6k】GM:ニャンコ 経験点:1100+1ゾロ 報酬:1161 名誉:13 成長:精神 同行者:リューク ガルガル エイリス
2.【15/11/28】駆け出しは薬草取りから【3000〜6000】GM:トパロー 経験点:1080 報酬:準備金100+報酬1188 名誉点:15 成長:器用 同行者:ビアンカ カルラ ガボワ メルティー
3. 3/27【昼卓】君の瞳に乾杯!【3000-5500】GM:ゆーみ 経験点:1100 報酬:1148G 名誉:18点 成長:精神 同行者:ヴィンフリート リン シェン
4.【5/4】花畑【3000〜6000】GM:mono 経験点:1130点 報酬:1313g 名誉:12点 成長:生命 同行者:ジーン グイード マルコ
5.【6/24】『朽ちた工場』 5000〜9000 GM:椎名 経験:1240点 報酬:1488G 名誉:23点 成長:生命 同行者:ラン ジーン エイリス
6.【11/13(日)昼卓】コボルドが何を言っているかわからない件【5000〜8500】GM:メレンゲ 経験:1130 報酬:2075 名誉:22 成長:敏捷 同行者:アヴェ ルリウス マトゥ
【メモ】
【応募用テンプレート】 PC名:アイル=B=バック 種族:コボルド 性別:♂ 年齢:23歳 冒険者レベル5 総経験点:9830 未使用経験点:330
【冒険者技能】 アルケミスト1 グラップラー5 エンハンサー1 レンジャー2
http://duck-hawk.sakura.ne.jp/3rd_list/list.cgi?id=409&mode=show 所持:改訂T、U、V、AW、WT、IB、BT、CG、LL、PZ、PH、KZ、PSH、MC、ビギンズ |