ハウスルール



SW2.0を遊ぶ上での、サイトによる個別ルールです。

  1. ルールブック、データブックについて


  2. 選択ルール・採用選択ルール


  3. PC枠、GMBについて


  4. その他ハウスルール
  5.       ・デーモンルーラー技能についての重要な裁定があります
          ・AoG(※)掲載の技能・設定についての重要な裁定があります
                         ※エイジ・オブ・グリモワール
  6. 過去のリビルド






ルールブック、データブックについて


ここでは、隼の止まり木亭で採用されているルールブック・サプリメントの紹介と、
それらの中に存在しているルールやデータをPCが使用する上での、使用可否に関する説明を行います。
書かれていない事項は、すべて「使用できない」ものと考えてください。
特に扱いが「任意」となっている書は、一部のデータを除いて使用されていません
ただし選択式ルールと戦闘のルールは別項になりますので、こちらにはありません。

※: 複数の関連本に同じ内容で記載されているものについては、初出の関連本の項目に記載するに留めます。
関連本によって記述が異なる場合は、『後から発売されたものを優先(使用できる状態であれば)』とします。
また、「公式Webページのエラッタ及びQ&A」によって修正されたものなどは、採用していることが前提とします。

※:後発のサプリメントには、各アイテムや騎獣などの初出のサプリメントが記載されています。
初出の記述を参照し、そちらで「取引不能」「非売品」であった場合は購入を禁止します。
このルールは、上記『後から発売されたものを優先』のハウスルールに優先します。
また、それらの記載がなくとも、Web上に掲載されているエラッタや、ハウスルールにおいて、記述が更新されているものも存在します。
該当するアイテムは、それらのすべてを確認した上でご購入ください。
なお、逆にサプリメント・エラッタでは購入・所持に制限があるものの、ハウスルールで許可されているものも存在します。

 使用することができるもの
サイト上での扱いが「必須」のもののほとんどはこれに該当します。
サイト上での扱いが「必須」以外のものであっても、ここに書かれている項目は該当書を所有していれば、誰でも使用ができます。
同卓したPL・GMが対応するルールブック・サプリメントを所有してない場合でも、使用者が所有していれば使用できるものもこの項目に該当します。
ただし、円満にセッションを行うために、説明などは行う必要性があります。

※:すべて使用できると書かれているからといって、「PCは使用できない」などと明確に記されている項目が使用できるようになる訳ではありません。
 GMの許可が必要
ここに記されているものについては、GMが許可をしない限りは使用を控えましょう。
この項目の使用を前提としたようなキャラクターメイキングは、PCの無力化を招きかねません。
また、使用を許可されたとしても、該当書を所有していない人が同卓に存在する場合、説明などを行う必要性があります。
以上を守るよう、注意して下さい。
 使用条件が変更されているもの
当サイトの独自の裁定により、使用条件や使用効果が異なったものとして扱うものです。
 使用できないもの
使用が許可されているものの、一部が制限されている場合、こちらに記載しています。




 基本事項 

  サイト上での扱い:必須
 使用できないもの
  • 限定的に許可されているものを除き、価格が「値段(非売品)」「取引不能」「取引不可」となっているものをPCが購入・所有することはできません。


    ⇒ 導入済の関連書籍は、採用ルールとして別ページに移動しました。(2020/11/23更新)



    以下は、ルールブック・サプリメントの取り扱いに関して、GM用の説明となります。
    GMは上記のPC用の制限はほとんどありませんが、注意しておく点はあります。




  • PCが「使用できない」とされているものも、GMとしてNPCに使用するのであれば「自由に使用可能」です。もちろん、対応するサプリメントやルールブックの非所有PLに対して説明は必要となってきますので、ご留意ください。また、GMの立場であったとしても、「使用できない」とされているものをPCに使用させるということはできません。

  • 追加データブック・サプリメントなどに記載されている、ネームドモンスターを死亡させることを禁止します。セッションで登場させることも、戦闘を行わせることも可能ですが、死亡させないようにGMは注意して扱ってください。この禁止事項は、追加データブック・サプリメント、リプレイなどに登場するNPCにも適応されます。

  • 戦闘においてのルール変更・修正などは、追加サプリメント・データブックの登場で次々と変化しています。これをどこまで、あるいは何を採用するかは、各GMの判断で行ってください。セッションに参加しているPLの所持しているサプリメント・データブックの所持事情などを参考にすると良いでしょう。慣れない間は基本的なルールのみで運用するのも良いでしょう。

  • GMは、追加データブック・サプリメントで追加されている設定やデータを登場させることに制限はありません。それがPCの所有が禁止されているアイテムなどであった場合、PCの手に渡らないようにすれば構いません。しかし、対象の関連本を所有していないPLがいる場合に備えた対策は準備しておいてください。

  • すべてのルールブック・データブック・サプリメントに記載されているシナリオを行うことは自由です。ただし、それらのセッションのログは、著作権を無視するため、アップローダーに投稿することを禁止します。同じように、公式に作成されたあらゆるデータはそのままアップロードしないでください。

  • GMの独断によるプリースト技能の剥奪は禁止します。トラブルの元になるため、注意に留める程度の扱いを推奨します。

  • PCのデータを根本的に変化させたりすることはできません。種族の変更、種族特徴の変化、能力値の変化などがそれに該当します。ただし、キャンペーン内での限定措置であれば構いません。

  • セッション中で手に入れたアイテムをPCが買い取る場合、基本的に半額で売却した後に定価で買い取らせて下さい。戦利品・消耗品はこの限りではありません。それ以外にも特定セッションへの参加・不参加によってPCごとの格差が大きく出るリザルト結果は避ける様注意してください。

  • オリジナルアイテムを作成し、セッションで登場させることができます。PCに使用させることも可能ですが、PCがそのアイテムを持ち帰らせる場合には制限がかかります。持ち帰らせる場合、GMはそのアイテムを、既存のアイテムのどれかと同性能の相当品とするか、効果のないフレーバーアイテムとして処理してください。

  • リプレイ・R&R・小説・DBSS特典などは、世界観の参考にしても構いませんが、PCが所有できるアイテム・技能等のデータ的なものは、サイト上での使用はできません。

  • 蛮族名誉点、バルバロス栄光表は、報酬や蛮族勲章の存在にかかわらず、PCに与える事はできません。






    『コンバートルール』の項は、2020/02/16に記述が削除されました。
    削除前の記述を表示/格納




    『合同セッションの問題』の項は、2020/02/16に記述が削除されました。
    削除前の記述を表示/格納




    選択ルール・採用選択ルール



    ⇒ 選択ルールの適用状況は、採用ルールとして別ページに移動しました。(2020/11/23更新)




    PC枠、GMBについて


  • 作成可能PC数

    隼の止まり木亭で、1人のプレイヤーが同時に所有できるPCの数は、[4人]です。
    これらは『基本枠』として扱われ、使用できるPCが減少した場合、減った数と同数のPCを再び作成できます。
    (PCは引退・死亡などによりロストする事があります。)
    作成できるPCの数は、下記で説明している条件により、増える場合もあります。


  • 能力値の成長

    すべてのPCは、経験点「1000点」を得る度に能力値を成長させる事が出来ます。
    「セッション終了ごと」ではないので、留意してください。


  • ゲームマスターボーナス(GMB)

    セッション参加特典のページに統合されました。

  • PL回数によるPC枠の増加

    プレイヤーとしてのセッション参加数が「30」回を超えた場合、作成できるPCの「基本枠」を1つ増やすことができます。 この条件は、プレイヤーが持つすべてのPCの合計参加セッション数で構いません。この解放は永続的です。


  • 引退・蘇生拒否による死亡

    PCを引退させることができます。
    PLのセッション参加回数の合計数が5の倍数になるたび、PCを1人引退させる権利(消耗品)を得ます。
    PLのセッション参加回数の合計数が「5回分」消費して、PCを1人引退させる事ができます。
    (GMB頁にある、PL回数の消費と扱いが統合されました。ご注意下さい)
    PCを引退させることができます。引退にはPLPが必要です。(2020/11/23更新)
    条件を満たした後、GM/PL用シートに登録した上で、掲示板のスレッドにレスをすることで引退できます。
    引退させたPCは、必ずGM/PL用シートにその旨を記入してください。
    蘇生拒否による死亡・ロストは、この権利(消耗品)を使用しません。
    引退・死亡PCは、専用のキャラクターシートが用意されています。
    元のキャラクターシートは欠番処理にした上で、該当するPCのデータを移し変えてください。
    この移行処理は、必須ではありませんが、キャラクターシートの快適化を目指し、推奨します。



  • PCの復活不可能な死亡

    PCが死亡し、復活不可能な状態になった場合、キャラクターシートの扱いは引退・死亡PCと同様に扱います。
    この時、死亡したPCが追加枠にあった場合、新たに新規PCを一人作る事が出来ます。
    このPCは、ロストしたPCの追加枠をそのまま受け継ぐ事になります。


  • 引退したPCの復帰

    引退したPCが基本枠で作られていた場合、GMBを消費した上で復帰することができます。
    追加枠のPCの場合、復帰や枠の再利用は不可能となるため、引退のメリットはほぼありません。ご利用は計画的に。
    引退したPCは、GMBやPLPを消費した上で復帰することができます。
    引退する前は基本枠で作られていたPCでも、復帰した後は追加枠に変更されます。(2020/11/23更新)




    その他のハウスルール


  • 博物誌の利用

    博物誌で追加されたアイテムの購入、流派・学派への入門を行う際に、他地方への旅費として、一定のガメルを支払う必要があります。
    一度旅費を払うと、次のセッションへ参加する、あるいはそのPCにGMB等を投入するまで、そのPCは旅費を支払う事なく上の事柄を行うことができるようになります。
    流派・学派の入門は、明記されている名誉点を支払い、【流派・学派名(入門)】というコネクションを獲得してください。
    流派・学派に入門している状態ならば、基礎・前提となる特技・練技・貴格などを習得している場合のみ、名誉点を支払う事でいつでも秘伝・秘術を習得可能です。
    戦闘特技やレベルごとに習得できるものを取り直したことにより、対応、前提、基礎となっているものを失った場合、習得していた対応する秘伝・秘術は使用できなくなります。
    このとき、真語魔法『ウェポンマスター』などでそれらの条件となる戦闘特技を取り戻した場合、それらの秘伝・秘術は使用可能になるものとします。

    なお、入門条件となる戦闘特技・貴格を失った場合、その流派・学派からは破門されます。
    破門されたPCは、該当する要素を覚え直すまで、その流派秘伝・秘術の習得と使用ができなくなります。
    これは、総名誉点の減少を招きます。

    ※イグニスブレイズ導入による「イグニスブレイズ適用前/後の戦闘特技」に関する注釈
     秘伝の習得には、前提条件や基礎特技、入門条件に指定された戦闘特技などを習得していることなどが最低条件の一つとなります。
     この条件に対し、戦闘特技がイグニスブレイズ前後で変化するPCは、以下の様な処理となります。
    《導入によりどう変わったか》
     一度覚えた秘伝は、IB適応前・適応後のうち、前提を満たしていない構成があったとしても、そちらの構成でも習得したという状態にはなります。
     秘伝を使用する為には、何らかの効果により前提となる戦闘特技を習得する必要はあります。
    《つまり?》
     IB適応前・適応後、どちらか片方でも前提を満たしていれば秘伝は習得でき、どちらの構成であっても前提条件があれば使用できる状態となります。

    旅行の行き先 旅費
    フェイダン地方 10000ガメル
    ザルツ地方 2000ガメル
    ユーレリア地方 6000ガメル
    プロセルシア地方 15000ガメル
    ダグニア地方 3000ガメル 名誉点200 ※
    魔法文明時代(イスカイア) 0ガメル

    ※旅行のたびに支払う必要があります

    ※ディルフラム博物誌の利用について
    2016/9/17に発売されたサプリメント『ディルフラム博物誌』は、上記のものと異なり、通常PCにとって敵対的な土地の内容となります。
    その為、通常の旅行とは違った処理を挟まなければ利用することは出来ないと考え、隼の止まり木亭では以下のように処理するものとします。

    レガリア経由で、カルゾラルの商人と接触する(手数料:5000ガメル)
    流派装備、騎獣、その他ハウスルールで禁止されているもの以外の特産品アイテムの購入が可能です。
    フェイダン経由で、商人と接触する(手数料:0ガメル)
    ハウスルールで禁止されているものを除いた特産品アイテムの購入が可能です。
    前提として、フェイダン地方へ旅行する事が必要となります。
    フェイダン経由で、流派の伝承者と接触する(手数料:5000ガメル)
    ハウスルールで禁止されているものを除いた流派1つへの入門が可能です。
    (違う流派に入門するためには別途5000ガメルが必要となります)
    前提として、フェイダン地方へ旅行する事が必要となります。

    この時、蛮族名誉点の消費が必要になった場合は、通常の人族名誉点で代用することができます。
    流派の入門に「地位(BT)」「バルバロス栄光表(BB)」が求められる場合、人族のPCはこの条件を無視することが可能です。

    フェイダンを経由するものについては、1回分の旅費で同時に行うことができます。
    また、フェイダン地方への旅行で行えることも同時に行うことが可能です。

    上記の裁定に伴い、ディルフラム博物誌に掲載された流派はGMBでの入門が不可能となります。
    GMBでの入門が改定されたことで、手数料の必要なディルフラム博物誌の流派も入門可能となりました。(2020/11/23更新)




  • 危険な蛮族種族をPCとする場合の制限

    『バルバロスブック』の発売により、プレイアブル化されないだろうと思われていた「蛮族の支配階級」のPCを作る事が可能になりました。
    ですが、隼の止まり木亭はあくまで人族側で遊ぶためのサイトであり、採用することを考えた場合何らかの条件が必要であると判断しました。
    以下の表がその条件、及び使用する上での制限となります。該当する種族のPCを作成する場合、必ずこれらの項目を確認してください。

    該当する種族
    『イグニスブレイズ(IB)』…バルカン
    『バルバロスブック(BB)』…ドレイクナイト、バジリスク
    キャラクター作成時の制限
    新規キャラクターとして作成する時、蛮族経歴表AB(『IB』⇒42頁、『BB』⇒93頁)のうち、どれか1つを必ず採用すること。
    これを基本方針とする必要はありませんが、制限として義務化したことを踏まえ、人族社会の常識を考えて行動してください。
    セッション・キャラクターチャットで使用する条件
    キャラクターの作成後、GMBを消費し「名誉人族」の地位を取得すること。
    入手方法は任意(最短であれば名誉点取得×2によって可能)とします。
    すでに「名誉人族」の称号を得ているこれらの種族のPCを1つでも所有している(所有していた)場合、GMBを使用することなく、初期作成の状態から「名誉人族」の称号を自動入手(称号の獲得により合計名誉点のみが上昇します)し、そのまま運用することができるものとします。
    これらの種族以外の蛮族PCを作成したとしても、自動的に「名誉人族」の称号を得られるわけではありません。

    2018/07/14以前に2体目以降のこれらの種族のキャラクターを作成していた場合、使用するために消費したGMBを還元することができます。
    還元は掲示板の申請スレッドまで報告してくださいますようお願いします。

    還元対象となるPCの作成事例が存在しないと確認が取れましたので、申請の受付を終了しました。(2020/12/31更新)
    得られる名誉点の減少
    セッション報酬、GMBなどで得られる名誉点が常に半減(切り上げ)されます。
    この制限は、名誉人族を得る為にGMBで得られるものと、配布されるコネクション、名誉アイテムには適用されません。
    種族特徴に対する制限(ドレイクナイト・バジリスクのみ)
    ドレイクナイトの竜化、バジリスクの魔物化、またはそれに準ずるもの(ポリモルフによる変化など)に対しては、デーモンルーラーのような制限が掛かります。
    また、バジリスクの魔眼は以下のように、独自の法律を制定しています。
    「無差別に撒き散らさない為に、眼帯を着用する義務(装飾品枠は使用しません)」
    「一般市民に石化の視線を浴びせる事は殺傷と同じ罪となる」




  • ウィザーズトゥーム対応のクリエイト・アンデッド及び派生

    ウィザーズトゥームの採用に伴い、操霊魔法【クリエイト・アンデッド】及びその派生となる魔法で使用するアンデッドの材料となるアイテムは、
    一部では購入・入手・使用に制限やペナルティが発生するようになりました。
    曖昧な部分も多いルールであるため、隼の止まり木亭での運用におけるそれらの具体的な制限と、それに伴うペナルティを明確化します。

    該当する魔法を使用する上で、以下の事項を禁止します。
     「取引不可とされている材料をセッション外で所有している状態となること(セッション中に一時的に所持することはGMが認めたのであれば構いません)」

    該当する魔法を使用する上で、以下のような行動が一般人や国家に仕える人族などに見られた場合、ペナルティが発生します。
    GMは以下の条件を満たすと判定した場合、必ず警告を出して下さい。
     「取引不可とされる材料の購入/所有が発覚した場合」
     「作成したアンデッドに取引不可とされる材料が使用されていたと発覚した場合」

    ペナルティは以下のような扱いとなります。
    総名誉点の喪失が発生します。【総名誉点の1/10(切り上げ)】を総名誉点から減らしてください。
    コネクションや装備品の専用化などに名誉点を使用しており、減少させる名誉点に不足している場合は、それらの中から任意のものを消去し、返済に充ててください。
    その結果、総名誉点が200点以下となった場合、そのPCは永久追放され、ロストしたものと扱われます。復帰する事はできません。
    また、ペナルティ対象のPCが蛮族であった場合、減少量は【総名誉点の1/5(切り上げ)】となります。


    上記のペナルティなどは、基本的にこういう扱いであるという指針です。
    PLは、持ちうる能力やRPでペナルティの回避を試みようとしたり、あるいはペナルティが発生するには証拠が不十分であったりすると主張するかも知れません。
    その場の状況により、GMはペナルティを重くしたり軽くしたりしても構いません。
    取引不可とされる材料を入手した経路が、「道で拾った」などではなく、「墓を暴いた」となれば、当然ながら更にペナルティは重たくなって然るべきです。
    そのためGMは、開催セッションにて【クリエイト・アンデッド】の使用を認めた場合、参考文章として該当のサプリメントを所有していることが望ましいです。
    扱いきれないと判断した場合、素直に使用を制限しましょう。PLに、それを拒否する権利はありません。






  • ウィザーズトゥーム対応のフェアリーテイマー技能

    ウィザーズトゥームの採用に伴い、ウィザーズトゥームを適応させたフェアリーテイマー技能の保有PCは、
    キャラクターシート内とセッション応募時項目に、妖精のクラスを記載してください。
    「例)フェアリーテイマー2(炎2、風1、光1)」
    また、使用できる魔法のランクの記載も、キャラクターシートに覚書として書いておくことを推奨します。





  • デーモンルーラー技能の扱い

    ※  ※  ※  ※  ※  ※
    デーモンルーラー技能はその特性から、非常に扱いが難しく、上級者向けです。
    使用する際は、プレイヤー間での意思疎通と申告を綿密に行い、GMにも許可を取って下さい。
    それらを守らずにペナルティを負った場合、それはすべて、自己責任となります。ご了承下さい。
    行動によっては、別のPLが操作するPCとの対立を招く可能性もあります。
    その場合は、可能な限り、デーモンルーラー側が使用を制限する形が望ましいです。
    ※  ※  ※  ※  ※  ※

    デーモンルーラー技能を運用する上で、隼の止まり木亭におけるハウスルールとなります。
    以下のルールは、PCがデーモンルーラー技能を使用する上での制限・変更・ペナルティです。
    GMが、NPCにここで禁止されている事項を行わせることに、制限はありません。

    デーモンルーラー技能を使用する場合、以下のようにルールが変更されています。 ※重要※
     魔神を封入する際、『契約PCのそのときの魔力(+修正値)』が、『封入対象の精神抵抗力の基本値』を上回っている場合、封入は判定無しで成功します。
     これは、封入失敗によるセッションの混乱を防ぐ為の措置です。必ず固定値のみで計算して下さい。
     なお、セッション外での封入判定についても、契約するPCが発動・装備できる魔法、練技、装備品などによるボーナス修正を加える事ができます。
     あくまで魔力に対するボーナス修正であり、行使判定へのボーナス修正は含みませんので注意して下さい。

    デーモンルーラー技能を使用する上で、以下の事項を禁止します。
     「魔神の苗床の作成・所有・使用(さすがにフォローできません)」
     「魔神への命令:自主性に任せる(魔神の思考をGMに委ねる事になり、GMの負担が大きくなるため)」
     「星辰のボーナスを受けて儀式を行う(同書に記載されていますが、NPC専用とするためです)」
     「特別な生け贄を追加する(さすがにフォローできません)」
     「非合法な供物の購入(入手ルートがありません)」
     「ザンガルズ、ゲルダムの召喚のための必要供物の購入・所有(セッション中に一時的に手に入れたものを使用して召喚しても、契約が行える条件は整えられません)」

    デーモンルーラー技能を使用する上で、以下のような行動が一般人や国家に仕える人族などに見られた場合、ペナルティが発生します。
    GMは以下の条件を満たすと判定した場合、必ず事前に警告を出して下さい。
     「×のマークがある召異魔法の行使が目撃された/使用したことが発覚した場合」
     「×のマークがある必要供物の購入/所有が発覚した場合」
     「一部召異魔法の効果時間を変更する儀式が目撃された/使用したことが発覚した場合」

    ペナルティは以下のような扱いとなります。
     総名誉点の喪失が発生します。【総名誉点の1/10(切り上げ)】を総名誉点から減らしてください。
     コネクションや装備品の専用化などに名誉点を使用しており、減少させる名誉点に不足している場合は、それらの中から任意のものを消去し、返済に充ててください。
     その結果、総名誉点が200点以下となった場合、そのPCは永久追放され、ロストしたものと扱われます。復帰する事はできません。
     また、ペナルティ対象のPCが蛮族であった場合、減少量は【総名誉点の1/7(切り上げ)】となります。
     更に、それらの種族がダークトロール、バルカン、ドレイクナイト、バジリスクであった場合、減少量は【総名誉点の1/5(切り上げ)】となります。

    効果が変更されているもの。
     「魔神の暴走表の出目4〜5は、出目6の効果と同じものとして扱います(GMが暴走する魔神を操作する必要性が発生し、負担となるため)」

    魔神の永久解放についてのペナルティの変更。
     解放された魔神の魔物レベル×100の総名誉点を失うものとます。
     複数の魔神が解放された場合、そのすべてを計算し、総名誉点から引いてください。
     コネクションや装備品の専用化などに名誉点を使用しており、減少させる名誉点に不足している場合は、それらの中から任意のものを消去し、返済に充ててください。
     その結果、総名誉点が200点以下となった場合、そのPCは永久追放され、ロストしたものと扱われます。復帰する事はできません。
     解放された魔神は逃亡し、これを引き止めることはPCにはできません。戦闘は原則的に発生しません。
     これは、GMへの負担が増加することを考慮した上での措置になります。
     GMは望むのであれば、解放された魔神の行動を、GMが操作しても構いません(例え戦闘に参加させても)。
     その際に、解放された魔神が完全に内々に処理されたのであれば、総名誉点の減少は招きません。
     ですがこれは、「PCの総名誉点の減少をさせないため、GMに解放された魔神を戦闘に参加させることを強制させる/お願いする」ことを推奨するものではありません。
     なお、セッション外では魔神を解放した場合には、このペナルティは適応されません。
     セッション外では判定などは必要とせず、「永久解放した魔神をトラブルなく処分できた」ものとして、いつでも契約状態にある魔神を減らすことができます。



    上記のペナルティなどは、基本的にこういう扱いであるという指針です。
    PLは、持ちうる能力やRPでペナルティの回避を試みようとしたり、あるいはペナルティが発生するには証拠が不十分であったりすると主張するかも知れません。
    その場の状況により、GMはペナルティを重くしたり軽くしたりしても構いません。
    そのためGMは、開催セッションにてデーモンルーラー技能の使用を認めた場合、参考文章として該当のサプリメントを所有していることが望ましいです。
    扱いきれないと判断した場合、素直に使用を制限しましょう。PLに、それを拒否する権利はありません。


    召異魔法【デモンズゲート】の非合法化に伴う処理の調整 ※重要※
     2014/02/12に発表されたエラッタにより、魔神を召喚し、と契約する魔法【デモンズゲート】が非合法の魔法となりました。
     これにより、【(×)デモンズゲート(以下、ゲート)】の扱いは以下の様に変更されています。

  • 【ゲート】は非合法ですが、使用そのものは可能です。魔神との契約も可能です。
  • 契約した魔神が【ゲート】を介して召喚したことが露見した場合はペナルティの対象となります。
  • 「非合法の供物」を使用した召喚は禁止事項ではありませんが、それによって召喚契約した魔神を次セッションに持ち越す事はできません。
    (購入が禁止されているため、セッション中に偶発的に発生したもののみ使用が可能です)
  • 名誉アイテムとして「小さな個人住宅」以上の住居を持つ場合のみ、儀式による一部召異魔法の効果時間変更(⇒『CG』52頁)を行えます。この効果は、PCを対象に行うことはできません。
    ※「魔神の入った封入具」に対して儀式を行う事で、契約した魔神に対して上記効果を受ける事ができます。
    ただし、その状態の魔神が通報された場合、喪失する名誉点が2倍となります。
    効果時間の変更に伴う仔細な処理は、『カルディアグレイス』52頁左下部を参照にしてください。
  • 上記の「【ゲート】による契約」と、「召異魔法の儀式」は、セッション外でも行う事が可能です。
    (セッション外で行われた場合は、自室などの他人に露見しない場所で行ったものとします)

    なおこれに伴い、封入判定を行う際に、装備品などのボーナス修正を足す事が可能になりました。
    上記の「ルールの変更」の箇所にも書いておりますので、いま一度、ご確認をお願いします。




  • 蘇生、穢れ消しの魔法

    PCが毒や呪いなど、魔法により治療できる効果を受けていた場合、基本的にセッションが終了すると同時にこれらは治療されたものとして、効果が消滅します。
    ですがGMが治療費が必要と判断した場合、特定の条件(ガメルなど)を要求しても構いません。
    例外として、【リザレクション】と【イレイス・ブランデッド】は、一律で以下のような処理を行います。

    【リザレクション】は10000ガメル、蘇生されるキャラクターが支払う必要があります。
    【イレイス・ブランデッド】は30000ガメル、穢れを消してもらうキャラクターが支払う必要があります。
    限定的に、『セッション内で死亡したPCに対し、PT内に居るコンジャラー・プリーストが行使する』時のみ、経費は掛からないものとします。
    ※セッション終了後、他PCからリザレクションとイレイス・ブランデッドを受ける事はできません。死亡したセッション中だけです。
    また、ルーンフォークは【イレイス・ブランデッド】を受ける事で、蘇生によって失った記憶を1回分だけ戻すことができます。





  • 【コール・ゴッド】できる事・できない事

    【コール・ゴッド】では、魂の穢れを取り除くことはできません。
    【コール・ゴッド】では、1回限り、ルーンフォークが蘇生によって失った記憶を戻すことができます。
    ルーンフォークに使用する場合、経験点フリーのセッション・キャラクターチャットでの使用は禁止します。
    また、既に【イレイス・ブランデッド】で記憶を取り戻したことがある場合は、記憶を戻すことはできません。




  • 属性ブレス持ちの騎獣の扱い

    購入可能な騎獣のうち、「ドラゴンインファント」「ワイバーン」「ドラゴネット」「レッサードラゴン」についての注釈です。
    上記の騎獣を、PCがレンタル、または購入をする際に、PLが属性を決めることができます。
    PCが所有する上での、これら騎獣の属性は「炎」「水・氷」「風」「土」「雷」「毒」です。それ以外を選ぶことはできません。
    購入した場合、その場で属性を決定してください。一度決めると属性は固定されます。以後、変更はできません。


    『ソード・ワールド2.0 ルールブックV改訂版』により、利用できる属性が確定されました。
    以後はそれに従い、使用する属性を決定するようにお願いします。
    またそれに伴い、使用できなくなった属性の騎獣を所持しているPCは、購入費用を払い戻した上で属性を決めなおす事が出来ます。





  • 生活費

    待機中のキャラクターに対しては、原則として発生せず、払う義務はありません。
    GMがセッション中に、日数が経過したものとして求めることは可能です。





  • 騎獣の維持費

    基本的に発生しません。払う義務はありません。
    GMがセッション中に、日数が経過したものとして求めることは可能です。





  • ミラボアのライダーギルドの特別品

    ミラボアのライダーギルドは、人族社会では流通していない騎獣を手に入れました。
    これらを使用する権利を、ギルドに所属しているライダーは受けられます。
    しかし、貴重な騎獣のレンタルや購入には、特定の条件が求められます。
    騎獣の種類により条件は異なり、条件は以下の通りとなります。

    騎獣名 使用条件 記述サプリメント 備考
    ボーア 総名誉点が51以上 『ミスト・キャッスル』
    『ウィザーズトゥーム』
    『ルミエルレガシィ』
    レンタル不能
    オックス 総名誉点が51以上 『ミスト・キャッスル』
    『ウィザーズトゥーム』
    『ルミエルレガシィ』
    レンタル不能
    アラクネ
    (多脚戦車)
    総名誉点が101以上 『ミスト・キャッスル』
    『ウィザーズトゥーム』
    『ルミエルレガシィ』
    ケルピー 総名誉点が51以上 『ツアー・ルーフェリア』
    『ウィザーズトゥーム』
    『ルミエルレガシィ』
    改良型アラクネ
    (高性能多脚戦車)
    総名誉点が2001以上 『エターナルエンパイア』
    『ウィザーズトゥーム』
    『ルミエルレガシィ』

    取引価格や能力は、各サプリメントを参照にしてください。
    上記以外の追加サプリメントに記載されている騎獣は解禁されていません。

    また、ライダー技能の改訂を受けて、各種騎獣のデータも改定前・後で微妙に数値が異なっています。
    その為、どちらのデータとなるかは、GMが採用しているサプリメントに準じます。ご注意下さい。







  • 一部非売品アイテムの解禁

    一部のアイテムのみ基本取引価格+規定の名誉点で取得可能とします。

    アイテム名 価格 消費名誉点
    スタッフオブハウス 96,000 2000
    狂戦士の魂 13,000 500
    ジャックインザボックス 10,000 500

    これら以外の非売品アイテムは、PCが購入することはできません。





  • 既存アイテムの名称・外見を変更

    構いません。ですが、データには一切影響を及ぼす事はありません。
    知名度、効果まったく同じです。





  • 隼の止まり木亭に従業員NPCを追加

    できますが、他のGMのセッションで強制してはいけません。
    その従業員がいるのはあくまで、そのGMのセッションのみという扱いが理想です。
    そのGMから許可を貰い、別GMのセッションなどで登場させるのも構いませんが、公式NPCとはなりません。





  • 技能・特技の取り直し、アイテムの買い戻しの有無

    セッションが開始・終了した時点でPCのデータはセーブされます。
    よって、セッション開始前までの編集は基本的に時系列を考えません。色々と考えながらやってみましょう。

    戦闘特技のリビルドについては、『セッション参加特典』のページに統合されました。





  • PC間のアイテム等の贈答とフレーバーアイテムについて

    原則として、全面的に禁止とします。
    贈答する場合は、もらった方が相応のガメルを消費することで、貰ったとすることは可能です。
    効果のないフレーバーアイテムであれば、受け渡しは可能とします。
    ただし、他者の手に渡ったフレーバーアイテムを、売却することはできません。
    ちゃんとシートに書いておきましょう。





  • 借金の扱いについて

    蘇生費用や準備金などを他人(基本的には『止まり木亭』の金庫)から借金する事ができます。
    借金できる額は、PCの『冒険者レベル×1000』の金額を上限とし、原則としてセッション中にのみGMへ要求する事ができます。
    GMはその要求が不当なものと判断した場合、拒否することができます。借金でなく、前金、準備金として渡すとするよう変更してもよいでしょう。
    借金している間、そのPCには『返済義務』として、以下の様なルールが課されます。
     ・引退の禁止(借金持ち逃げの禁止。ただし死亡引退は例外)
     ・借金額の1/4が常にセッション・GMB1回分(促成含)の報酬から天引き(この天引きは、返済扱いにはなりません)
     ・成長1回分につき、最初の借金額から1割ずつ増加
      (例:借金10000Gから5000G返還し2回の能力成長を行った場合、借金は+2000Gされる)
     ・返済は他人に確認してもらえれば、一度に好きな額だけ返済可能(ただしログの関係上、こちらもセッション中〜終了時を推奨します)
    店ではなく他PCに借金したままセッションが終了した場合、その分は店側から補填されます。

    なお、この返済義務は『蘇生代金のための借金』には発生しません
    これらの事から、PCはキャラクターシートに借金・蘇生時の日付と、返済残額を書き残しておくことが推奨されます。

    また、爵位:騎士位以上がある場合の借金の踏み倒し(ルールブック2・68P)は不可能ではありません。
    処理としては、名誉点100と引き換えに10000ガメルが手に入るものとして扱います。
    ただし、自発的に行うことができるのは、1PCにつき3回までが限度となります。
    (雇用者側の名誉にも関わる為、それ以上行うと怖いお兄さんがやってきます)





  • ミュージックシェルの処理の共通化

    ミュージックシェル(アルケミストワークス・111P)一つにつき、録音できる呪歌は常に一つだけとなります。
    ミュージックシェルを購入する際は、どの呪歌を録音するか選択してください
    録音された呪歌の達成値は『セッション開始時のPCの呪歌の基順値+7』であるものとして扱い、自動的に録音されたものとしてセッションは開始されます。
    このとき、装備品や楽器による特定呪歌へのボーナス上昇は含みますが、支援魔法や消耗品アイテムなどによるボーナス修正を含めることはできません。
    アイテム【オルガンを弾く人形】の効果で録音した呪歌の達成値は、【オルガンを弾く人形】の効果に従います。
    また、録音できる呪歌は原則として、購入したPCがバード技能で覚えている、あるいは【オルガンを弾く人形】と楽譜を所有している場合、【オルガンを弾く人形】で演奏できる呪歌に限りますのでご注意下さい。
    別のPCやNPCが使用した呪歌を録音したミュージックシェルを、所持品として持ち帰ることはできません。
    ただし、ミュージックシェルの解説欄にあるように、『セッション中以外』のタイミングのみ、「500ガメル」をそのたびに支払うごとに、録音する呪歌を変更する事は可能です。
    入れ替えた場合、その旨と消費したガメルをキャラクターシートにきちんと記録しておいて下さい。





  • グリモワール技能の変更点

    秘奥魔法「モルス=ウィルトゥアリス」を、PCに対して使用することを禁止します。
    また、購入した騎獣などの、セッション越しにキャラクターシートに残り続けるようなキャラクターに対しても、使用することは推奨されません。
    レンタルされた騎獣が、この魔法による恒久的な減少効果を受けた状態で返却された場合、騎獣を死亡させた場合と同様のペナルティを受けます。





  • アリストクラシー技能の変更点

    アリストクラシー技能を習得したPCは、本来持つべき「貴族の支配力」を持ちません。
    レギオンの運用そのものは可能ですが、それは強力な「貴族の支配力」によるものではないものであると扱います。
    人族のレギオンであれば単なる雇用関係であったり、動物のレギオンであれば調教された動物にだけ通用するような微力の「貴族の支配力」かもしれず、魔法生物のレギオンであれば無生物特有の命令権を有しているだけかもしれません。
    理由がいかなるものであるかは、各PLの手にゆだねられることとなりますが、いずれの場合であれ、PCにはNPCを直接的に支配する支配力を持ちません。
    これは、「貴族の支配力」があまりに強力過ぎることにより、セッションの崩壊を容易に招きかねないための措置となります。
    本来の設定とは異なるものの、「無能称号」と「編成費/補修費」は発生し、「編成費/補修費」はハウスルールによって価格が異なります。
    また、「印象判定」は、GMの許可が必要な判定であることを注意してください。





  • 貴族と士族について

    AOGにて追加された技能を習得するに当たり、PC達は、特別な血統などが必要となります。
    PC達は、「実は貴族や士族の末裔」かもしれません。
    あるいは「先祖返り」をしたり、「神や魔剣の力により再び貴族の力を使えるようになった一族」だったりするかも知れません。
    PCには心当たりがあるかも知れませんし、ないかも知れません。
    いずれの場合であれば、「グリモワール技能」、そして弱体化しているとはいえ、「アリストクラシー技能」を習得できる条件を満たしていることとなります。
    その条件についての設定は、該当書を熟読の上で、SW2.0の世界観に沿う範囲で自由に設定していただいてかまいません。
    ただし、基本的には、その設定によってセッションにおけるデータ的な優位が発生することは、推奨されないものであることを留意してください。
    また、いずれの場合であれ、「貴族の支配力」には著しい弱体化が発生しています。
    詳しくはこちらを参照にしてください。





  • PC種族「魔動天使」の扱いについて

    サプリメント『カルゾラルの魔動天使(以下、カルゾラル)』のストーリーにより、ラクシアの各地で魔動天使が目覚め、「人族の種族」として、新たにPCとしての運用が可能となりました。
    しかし、通常のPCとは異なる点が多数存在し、Web上、サイト上では非常に扱いづらいものとなっています。
    そのため止まり木亭では、魔動天使のPCを作成・運用出来るように以下のルールを裁定します。

    前提 最低限、運用するPL、及びセッションを行うGMが『カルゾラル』を所持している事。
    GMが所持していない場合、もしくは拒否した場合、魔動天使PCは参加資格を持ちません。
    作成時 運用に際して、魔動天使はある程度の熟練者のみに解放されるものとします。
    魔動天使のPCを作成する場合、【追加枠】限定で行えるものとします。
    作成は通常のPCと同じく、キャラメイク掲示板・エキスパートで行う事が可能です。
    初期状態 『魔動天使の生まれ・魔動天使の持ち物(カルゾラル⇒90頁)』に準じます。
    初期技能・1レベル時点の戦闘特技は変更できません。
    能力成長 @総経験点が30000点を超えている事。A11レベルでの種族特徴強化を得ている事。
    両方を満たしている場合のみ、30000点以降、通常のPCと同様に能力値の成長を行えます。
    ※30000点以降にレベルを満たした場合、30000〜現在値までの成長を一気に行って下さい。
    Q.つまり? A.合計33000点でレベルを満たしたなら3回、50000点でレベルを満たしたなら20回の成長をまとめて行います。
    3000点〜29000点までの成長26回分は行えません。また、【勇者の証】はまとめ成長には使用できません。
    エンジェルオーダー キャラクターシートに習得状況を明記し、また質問があった際は正しい説明をして下さい。
    PCとなった魔動天使は一部のエンジェルオーダーに習得制限があります。
    契約者 種族特徴[新たな契約の絆]によって、PCを契約者とすることは出来ません。
    メンタル性能が不安定になるため、国によってギアスが掛けられている状態です。
    これを破った場合、魔動天使のPCは即座にHPが0になり、捕縛されます。
    死亡時 魔動天使は死亡すると、アイテム『エンジェルスフィア』により自動的に蘇生されます。
    その為、魔動天使は蘇生費が掛かりません。
    しかし全滅や罠にかかり放置された場合など、魔動天使のみが依頼先に取り残された場合、
    GMは回収費用として通常通りの価格を請求しても構いません。
    また、穢れが【5】となった魔動天使は、【穢業の魔動天使(カルゾラル⇒133頁)】となります。
    そのため魔動天使のPCは、穢れが【3】の時点で自動的に引退の上、国に管理されます。





  • 特殊神聖魔法【サモン・ドラゴン】についての制約

    『ドラゴンレイド』で追加された神格、"竜帝神"シムルグはレベル13の特殊神聖魔法【サモン・ドラゴン】で契約したドラゴンを一定時間召喚することが出来ます。 しかし条件が曖昧であったり、そのまま運用した場合のGMとPLの齟齬を防ぐ為に、使用するために以下の15の制約を設けています。

    最低限、運用するPL、及びセッションを行うGMが『ドラゴンレイド』を所持している事。
    GMが所持していない場合、もしくは拒否した場合、シムルグの特殊神聖魔法は使用できません。
    契約できる竜は、『カマウェト』『ドラゴンインファント』『フロストワイバーン』『ワイバーン』
    『ドラゴネット』『レッサードラゴン』『ジャバウォック』『サブタレイニアンドラゴン』
    『ピグロウドラゴネット』『ウォードラゴン』のみに限られます。
    それ以上のドラゴンに対しては、対象が契約に了承してくれる事は不可能とします。
    また、『ドラゴンインファント』『ワイバーン』『ドラゴネット』『レッサードラゴン』は、契約時に属性の確定
    を行う必要があります。
    竜と契約する場合、そのたびに『対象のレベル×100』の名誉点を必要とします。
    消費した名誉点は、契約した相手との貴重な友人のコネクションという扱いになります。
    レベル11以上の竜と契約する場合、そのたびに『対象のレベル−10』個のGMBを使用します。
    これは、公式NPCではない竜とのコネクションのためのものとして扱います。
    このコネクションは、セッションで配布・取得することを禁じます。
    ワイバーンを除く、反応が敵対的な契約対象に対しては、必要な名誉点が
    『対象のレベル×300』点であるものとして扱います。街中での扱いに注意して下さい。
    非合法の供物・魔法や死体の購入と同じく、GMは名誉点の剥奪の権利を保有します。
    騎獣として所有している竜や亜竜との契約ははGMBを使用しなくても構いません。
    ですが、あくまで騎獣としての処理に準じます。
    騎獣と契約する場合、該当する騎獣を『購入』している必要があります。
    ペナルティの呪いは、シムルグ神官によっては如何なる手段でも解除できません。
    この呪いは、セッション中ではない状況で、1万ガメルを支払う事で1匹分の呪いを解除できます。
    契約するジャバウォックは、魔神との契約をしていない状態に限ります。
    GMが認めれば、セッション中に限り、魔神との契約を結ぶことを許可しても構いません。
    ですが費用はかかりますし、場合によっては名誉点の喪失を招きます。詳細はこちらを参照して下さい。
    契約した竜には、剣のかけらは一切所持していないものとして扱います。
    10 契約した竜は、最初から騎獣であるものを除き、騎獣として扱う事はできません。
    ライダーギルドで専門の調教を受けない限り、騎獣にすることが出来ないためです。
    11 竜の複数使役は非常に強力ですが、操作に非常に時間がかかります。
    そして、セッションの時間には限度があります。
    複数の使役は、円満な操作ができる範囲に留める事を推奨し、GMは、
    『余りにも操作に手間取っていると判断した場合、対象の竜を場から除外する権利』
    を持ちます。 目安としては、処理を含めず1人で『20分』以上掛かる様であれば、注意が必要です。
    12 契約対象が死亡した場合、コネクションの消滅による合計名誉点の喪失を招きます。
    13 いかなる理由があっても、ネームドモンスターとの契約は不可能であるものとします。
    14 博物誌掲載の竜(サブタレイニアンドラゴン、ピグロウドラゴネット、ウォードラゴン)との
    契約は可能ですが、契約するたびに、別途その地方への旅費が必要です。
    また、他の参加者が博物誌を所有していない場合、適切な説明や、使用を諦める必要があります。
    15 竜との契約は、合意の上で行われます。貴重な友人としての関係です。
    命令は尊重しますが、あまりにも酷い扱いをする場合、GMは忠告を入れても構いません。
    GMは、バランスが難しいと判断した場合【サモン・ドラゴン】に制限を掛ける事ができます。

    これらを満たさない場合、【サモン・ドラゴン】は使用できません。
    契約できる対象と必要になる金額・名誉点・GMBの数は、こちらのページに表を作っております。





  • 必要な名誉点の記載が存在しない公式キャラクターとのコネクションの入手について

    『ルールブックV(含改訂版)』、『ルミエルレガシィ』等、コネクションが記載されたNPCが追加されました。
    しかし、データがないながらもコネクションを取得出来る可能性のあるキャラクターが現状存在しています。
    これらを受けて、GMは、これらのキャラクターを登場させ、PCにそのキャラクターのコネクションを配布する事ができるものとします。
    該当コネクションの段階に関わらず、使用する名誉点は「0」として扱ってください。
    また、その為には、下記のルールを守った上での配布・取得をするようお願いします。

    GMは、そのコネクションが「任意で名誉点を消費して取得の有無を選択できるもの(任意取得)」であるか、「自動的に取得し名誉点を消費する必要はないもの(自動取得)」であるかを決定してください。
    ※GMがこれらの情報を提示しなかった、あるいはPCがそれらの記録を紛失していたなど、どちらであるか確認できない場合、「任意で名誉点を消費して習得の有無を選択できるもの」であると扱います。

    該当コネクションのデータが正式に発表された場合、取得PCは、入手しているコネクションを、即座に正式なものに変更してください。
    このとき、該当コネクションが「任意取得」であった場合、設定された名誉点を支払う必要があります。
    支払う名誉点が存在しなかった場合、対象PCは該当コネクションの取得権利を失います。
    ※新たに取得できる機会を得た場合、改めて取得していくことは可能です。
    また、該当コネクションが「自動取得」であった場合、合計名誉点の上昇が発生します。

    このハウスルールで配布できるコネクションは、サプリメントなどのNPCリストの有無に関わりません
    ルールブック、サプリメント、小説、リプレイなどに登場した(あるいは記載のある)、下記の例外を除く、すべての固有名称を持つキャラクターとなります。
    (例:ルールブックVの解説文に名前のみ存在する古竜アーデルタイドなど)
    ネームドエネミーや、敵対勢力のNPCもこれらに含まれます。
    ただし、そういったキャラクターは、公式でコネクションの配布が出来ないキャラクターである可能性があります(例:アルミラルダ・ヴォルクライア)。
    公式がそのような決定に及んだ場合、名誉点の有無に関わらず、コネクションは破棄されます。
    その点を留意した上で、配布してください。

    また、以下の条件に該当するキャラクターのコネクションは配布できません。
  • 神格を持っているもの(公式NPCリストに存在するものを除く)。
  • 生存の有無が不明なもの・既に死亡しているもの。
    (ゲームブックやリプレイ等の展開によって該当キャラクターが死亡した場合も含みます)
  • 反応が敵対的であるネームドエネミー及び、そうであると推測できるNPC。
    (例:ザルツのクーデリア侯爵などを考慮し、レンドリフト帝国がぎりぎり許可。蛮族都市のNPCは反抗勢力やそれに味方するものなど以外は禁止)。
  • 明確な知性が存在しないネームドエネミー及び、そうであると推測できるNPC。
    「知能:動物並み、なし、命令を聞く」等が該当します。

    なお、公式に存在するコネクション持ちのNPCもですが、友人以上となるのであれば、相応の信頼関係が必要となります。
    (具体的な部分は、ルールブックVの「NPCとコネクションを持つ」を参照して下さい。)
    顔見知り程度であれば打ち解けることは難しくはないでしょうが、友人以上を配布する場合、そのシナリオ内でのPCとの関係がそれに準ずるものであるか、よく考えた上で配布するよう、心がけをお願いします。





  • 『盟竜点』の獲得についての変更

    『ドラゴンレイドビギンズ』において、「選択ルール:盟竜点」というものが追加されました。
    これはドラゴン達との絆を数値で表すものであり、本来は名誉点のように剣のかけらを使用します。
    しかし、このサイトで主な舞台となるミラボアの周辺に預けるべきドラゴンがいない、盟竜点を選んだ場合名誉点が入手できないなど、幾つか導入にあたって問題となる場所がありました。
    そのため、隼の止まり木亭では盟竜点の獲得に必要な処理を以下のように変更しています。

    1.ドラゴンとの接触
    盟竜点の獲得のためには、まずドラゴンと接触しなければなりません。
    それに伴い、ドラゴンの住処への通行料として、一定のガメルを支払う必要があります。
    (ユーレリアやフェイダンなど別地方のドラゴンと接触する場合、それとは別に旅費を支払う必要があります。  この時、同時に博物誌の利用も行う事ができます。流派や特産品などに用がある時に行くとお得です)
    通行料はどこのドラゴンに接触する場合でも、1回目だけは【10000ガメル】、2回目からは【2000ガメル】となります。
    一度通行料を支払うと、次のセッションへ参加する、あるいはそのPCにGMB等を投入するまで、そのPCは通行料を支払う事なく盟竜点の獲得・消費を行う事ができるようになります。
    ただし、接触するドラゴンを変える場合、通行料はその都度【10000ガメル】から払い直しになります。
    2.ドラゴンコミュニティとのコネクション
    通行料を支払ったPCは、【そのドラゴンが所属するコミュニティ】に対してコネクションを1つ取得することが可能になります。
    このコネクションに段階はなく、1つにつき、上限【1000】点まで所持名誉点を支払うことができます。
    あくまで【コミュニティ】へのコネクションであり、特別な個体へのものではない事に注意してください。
    (例としては流派などへの入門が同様のものとなります)
    このコネクションに支払った所持名誉点と同じだけ、PCは「盟竜点」を獲得する事ができます。
    また、通行料を払えば、コネクションの成長と同じように、名誉点を支払って盟竜点を獲得する事も可能です。
    この時でも、上限は1000点までで変わりはありません。
    3.盟竜点の使用
    手に入れた盟竜点を使用するためには、通行料を支払った状態でなければなりません。
    もし"2"のコネクションを取得した直後であれば、そのまま使用することができます。
    盟竜点アイテムや竜の秘儀を取得・習得した場合、必ずキャラクターシートにその旨を明記してください。
    また、「盟竜点アイテム:強化」以外のアイテムは、PC1人につき1つまでしか獲得できません。
    「盟竜点アイテム:強化」など、ガメルを別途必要とするものは、その時点で支払う事ができるものに限られますが、いくつでも取引できます。
    この時、手に入れた盟竜点アイテムはすべて「取引不能」として扱われます。
    例外として、「盟竜点称号」に限っては、通行料を支払っていない状態でも獲得できます。

    ※注釈
    <竜骨結界><竜の止まり木>など、ドラゴンのランクによって価格などが変動するアイテムは、すべて本書記載の【ドラゴネット用】のデータのみ取得・使用できるものとします。
    4.コネクションの複数所持と盟竜点信頼表
    "2"において獲得できるコネクションはコミュニティ単位ではありますが、派閥や地方などが違えばそれぞれに対しコネクションを結ぶ事が可能です。
    その場合、コネクションに支払った所持名誉点の合計だけ盟竜点を獲得する事ができます。
    ですが、「盟竜点信頼表」として適用されるのは、そのコミュニティとのコネクションに支払った名誉点と等しいだけの点数として扱います。
    (コミュAが300点、コミュBが100点とすると、Aからは「竜の親友」、Bからは「竜の知り合い」として扱われます。
     ですが、所持盟竜点は300+100の400点所持している、として扱います)
    Ex.まだ見ぬ地方と竜の善悪
    セッション中に出会ったNPCとしてのドラゴンのコミュニティとも、ほぼ完全にフレーバーですがコネクションを取得することはできます。
    しかしそのコミュニティのある地方が、現在サイト上でサポートしていない地方である場合、旅費は一律で【10000ガメル】であるものとして扱います。
    この旅費は今後の展開で増減する可能性がありますが、一度支払った分の払い戻し・追加請求を行う予定はありません。

    また、言うまでもない事ではありますが、敵対的なドラゴンである場合はコネクションの取得ができません。
    コネクションを取得できる竜の最低条件は【人族に友好的、あるいは中立】である事とします。
    GMはプレイヤーから許可を求められた場合は、これに基づいて判断を下してください。





    『フェローの運用について』の項は、2020/02/16に記述が削除されました。
    削除前の記述を表示/格納





  • 神への位階を昇るために 〜超越リビルド〜

    『フォルトナコード(FC)』において、PCは16レベル以上への成長が可能となり、超越者と呼ばれる存在に至る道が拓かれました。
    ですが同時に、単純な技能レベルの特化だけでは超越者になれないことも判明しました。
    当サイトでは、『FC』に記されているような超越者となるための試練も含め、以下の手順を踏むことで、初めて超越者となることができるものと裁定します。

    リビルドを行うときは、IRCや申請スレッドで確認を受ける必要はありません。
    ただし、手順Xに該当する場合のみ、申請スレッドで管理人から確認を受けてください。

    手順1. 総経験点「183000」への到達
    超越者となるためには、少なくとも超英雄とされるほどの十分な経験と成長が必要であることが、『FC』でも示唆されています。
    ゆえに当サイトでは、『FC』掲載のサンプルキャラクターを参考として、PCの総経験点が183000以上であることを条件に設けました。
    この条件を満たすと、自動的に手順2の処理を行うことになります。
    手順2. 追加経験点「20000」の獲得と能力値の成長
    手順1の条件を満たしたPCは全員、「フォルトナからの神託」を授かります。その神託の内容、場面は各自が任意に決定して構いません。
    神託による加護の結果、「経験点20000の獲得」および「各能力値を3点ずつ成長のうえ、任意の能力値に2点を自由に割り振って成長(計20点)」が可能となります。
    PCが実際にフォルトナの存在を認めるかどうかに関わらず、この加護を受けることでPCは16レベル以上へと成長する権利を獲得します。
    この処理を終えると、手順3の処理を行うことになります。
    手順3. 習得技能のリビルド
    追加経験点を獲得したことで、対象PCは「総経験点203000」以上となっているはずです。
    しかし、この時点で15レベルに到達していないPC、成長を見直したいPLがいることも考慮し、手順2まで終えたPCに対し、習得技能をいったん全て還元し、経験点203000を消費して習得し直すことを許可します。
    このとき、練技や言語など、技能に付随するものは全て同時に取り直すことが可能です。
    ただし、あまりに非常識な変更(※)は推奨できませんし、既に習得済の戦闘特技の条件を満たさないような、またプリースト技能の信仰を変更するなどは不可能とします。
    ※例としては、ファイター15を習得していたPCが、ファイター未習得かつソーサラー15になる等が挙げられます。
    習得し直せるのはあくまで技能のみです。戦闘特技、購入済の各種アイテム(騎獣なども含みます)は変更できません。ご注意ください。
    習得技能を変更するかどうかに関わらず、技能の再習得は手順1の条件を満たしたときにしか行えず、次回のセッションに参加した時点で再習得の権利が失われます
    また、再習得の際は公平性を重視し、生まれの初期技能は変更できず、消費できる経験点は「203000点(−生まれの初期技能で消費済の経験点)」に限られるものとします
    手順X. セッション参加特典の還元
    これまでにセッション参加特典を使用して既に技能等を変更していたPCにとって、手順3は特典での変更内容を上書きするものであり、特典が無駄になってしまいます。
    従ってリビルドの確認と同時に、上書きされたぶんの特典を未使用に戻して還元します
    PL/GMシートでは使用履歴そのものは消さずに、還元された旨を追記してください。
    例外. キャンペーン中の手順1達成
    キャンペーンに参加しているPCが、途中で他のPCより先んじて総経験点183000以上を達成してしまい、一人だけが超越者になってしまう……という場合も考えられます。
    そのような場合、GMとPLが相談したうえで、「超越者にならない」ことを選択できます
    対象PCは、手順2以降をキャンペーン終了後まで保留することになります。
    その場合でも、手順3でリビルドの前提となる経験点は「203000点」で考えてください





  • 高みを目指す超越者への福音 〜限界リビルド〜

    既にフォルトナの導きを得て超越者となった存在が、さらに倍するほどの経験を重ね研鑽を積んだとき、それまでの道程を振り返り自己を見つめ直す機会が与えられます。
    それもまた、ただ一度だけ冒険者に許される、フォルトナの加護です。

    データ的には以下の条件、および手順によるリビルドの権利が認められます。
    PCひとりに対して権利が認められる回数は1回だけです。

    リビルドを行うときは、申請スレッドで管理人から確認を受ける必要があります。PCの役割が著しく変化する場合、相応の説得力がなければ、申請は却下されます。
    確認によりリビルドが確定するまでは、変更後の習得内容を使用できません。確定前にセッションに参加する場合、習得内容は変更前のまま運用されます。

    手順1. 総経験点「363000」への到達
    前提条件として、リビルドの対象は総経験点363000以上のPCとなります。
    『フォルトナコード』掲載のサンプルキャラクターにおける追加経験点180000の2倍、という基準です。
    条件を満たすと、セッション間の任意のタイミングで、次の手順へ進むことができます。
    リビルドを望まないうちは、権利を保留しても構いません。未使用の権利は永続します。
    手順2. 習得技能のリビルド
    習得技能のうち生まれの初期技能を除き、消費した経験点を全て未使用に払い戻します
    それにより戦闘特技もいったん白紙となった状態から、改めて冒険者技能を習得します。
    この時点で必ず、経験点を203000以上消費し、冒険者レベルを上限の17にしてください
    技能に付随して習得する言語や練技等の能力も、完全に最初から選び直す形となります。
    ただしプリースト技能の信仰は変更できません。セッション参加特典の利用が必要です。
    技能を払い戻したまま再習得しない場合でも、PCシートには信仰の記載を残しましょう。
    手順3. 戦闘特技のリビルド
    手順2で冒険者レベルが17となったPCは、戦闘特技の習得枠も合計10まで増えています。
    そこで低レベルの枠から順に、再習得した技能が前提となるよう戦闘特技を習得します
    戦闘特技の置き換えについても、条件を満たしているなら即座に適用しても構いません。
    SW2.0では『イグニスブレイズ』適用前と適用後の両方の構成において、戦闘特技の再習得が可能です。
    手順X. セッション参加特典の還元
    これまでにセッション参加特典を使用して既に特技や技能等を変更していたPCにとって、手順2〜3は特典での変更内容を上書きするものであり、特典が無駄になってしまいます。
    従ってリビルドの確認と同時に、上書きされたぶんの特典を未使用に戻して還元します
    PL/GMシートでは使用履歴そのものは消さずに、還元された旨を追記してください。





  • AoG実装に伴う戦闘特技の変更

    AoG実装に伴い、追加技能であるアーティザン技能により、戦闘特技の一時的な習得が容易となりました。
    これに伴い、後発のPCが優位となる問題性の解決のため、一部の戦闘特技のリビルド申請を許可します。

    対象となる戦闘特技は、《精密射撃》《魔法誘導》《鷹の目》《魔法拡大/**》となります。
    対象となるPCは、AoGに関係するデータを一切使用していない時期に上記の戦闘特技を習得していたPCに限ります。
    上記の条件を満たしていれば、AoG発売後に対象の戦闘特技を習得していた場合でも、リビルドの対象となります。
    すでにAoGのデータを使用しているPCであっても、戦闘特技の習得がAoGのデータの導入前であれば、問題ありません。
    このリビルドにおいて、戦闘特技の習得レベルのスライドは行えません。
    覚えなおす特技は、変更する特技を習得した冒険者レベルで習得できる戦闘特技に限られます。

    AoGが採用されないセッションにおいては、アーティザン技能が使用できないことを留意してください。
    このリビルドは、条件を満たしている各PC1人につき、1度だけ可能となります。
    戦闘特技の変更を行った場合、このルールによるリビルドを行った旨を、キャラクターシートに記入してください。
    リビルドの申請は、掲示板の専用スレッドで行ってください。





  • 言語「海獣語」の変更

    イスカイア博物誌の採用により、アイテムでの「海獣語(会話)」が可能になりました。
    それに伴い、イスカイア博物誌採用以前(18/1/28)に、「海獣語(会話)」を習得していたキャラクターに限り、
    「海獣語(会話)」を他の言語の会話・読文のいずれかに変更することができます。
    バード技能により「海獣語(会話)」を習得していた場合、他の「言語(読文)」に変更することはできません。




    過去の限定的なリビルド許可について


  • 言語「魔神語」の変更

    カルディアグレイスの採用により、デーモンルーラー技能での「魔神語(会話)」が自動習得できるようになりました。
    それに伴い、カルディアグレイス採用以前(12/8/22)に、「魔神語(会話)」を習得していたキャラクターに限り、
    「魔神語(会話)」を他の言語の会話・読文のいずれかに変更することができます。
    バード技能により「魔神語(会話)」を習得していた場合、他の「言語(読文)」に変更することはできません。





  • 腑術「グレイテストフォーチュン」の変更 

    ルールブックU改訂版の発売を伴って、既存の腑術の効果の変更が発生しました。
    それに伴い、効果の変更を告知したエラッタの発表以前(13/7/19)に、腑術「グレイテストフォーチュン」を習得していたキャラクターに限り、
    腑術「グレイテストフォーチュン」を他の習得条件を満たしている腑術に変更することができます。

    変更希望者は、「グレイテストフォーチュン」を習得したアルケミスト技能レベルに注意してください。
    レベル9以下であったときに覚えていた場合、現在のアルケミスト技能レベルが10以上であっても、
    10レベル以降より覚えられる腑術に変更することはできません。

    このリビルドは、申請する必要があります。
    雑談掲示板より、該当するスレッドに、申請するさいの注意事項を守り、希望を書き込んでください。


    このリビルドルールは、限定的なものでした。
    2013/8/20を過ぎましたので、無償によるリビルドは行えないものとなります。
    今後は、GMBを使用した変更のみ可能として扱われます。注意点は上記のままですので、ご利用は計画的に。













    隼の止まり木亭はSwordWorld2.0のサイトです。
    そのため、SwordWorld2.0のシステムを大きく逸脱させるようなルールの改変・追加をしたセッションを行う事は
    好ましい事ではありません。
    限定枠以外では、バランス調整のためなどで、ある程度の改変・追加に留めるよう各自留意してください。
    また、その他不明瞭な点がありましたら、管理人までご一報下さい。






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